2019年2月21日(木)~2月24日(日)までチャレンジカップがオランダ・ハーグで開催されました。国際B級大会となる本大会のシニア女子に、紀平梨花選手・樋口新葉選手が出場しました。紀平選手はショートで66.40点をマークし2位。その翌日行われたフリーでは冒頭のジャンプでトリプルアクセルを決め、演技直後、小さくガッツポーズを出しました。合計208.30点をマークし、みごと逆転優勝を飾りました。シニアデビューして以来、国際大会で6戦全勝と負け知らず。自国開催となる世界フィギュアスケート選手権に向け、大きな弾みをつけました。
※ ハーグは、オランダの首都・アムステルダムの南西に位置しているオランダ第3の都市です。人口は約51万人。
1.紀平梨花、チャレンジカップに向け調整(2月21日)
開催地オランダのハーグ郊外のアイスリンクなどで調整しました。2月5日に亜脱臼した左手薬指をプラスチック製の器具で固定し、新調したばかりのスケート靴の感触を確かめるようにジャンプを繰り返し練習しました。2.紀平梨花、スケート靴の感覚入念に確かめる(2月22日)
紀平選手はアムステルダムのリンクで約2時間ほど体を動かし、スケート靴の感覚を入念に確かめました。トリプルアクセルも数本着氷させ、「感覚は良かった。試合で(3回転半を)跳ぶかどうかは直前の6分間練習で判断したい」と話しました。3.チャレンジカップの出場選手・総合結果
紀平選手以外も含め、チャレンジカップに出場する日本選手はこちらです。(関連記事:【フィギュア】チャレンジカップ2019の出場選手・日程・放送予定・結果)
種目 | 選手 | 年齢 | 自己ベスト | 今回点数 | 順位 | ||||
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ショート | フリー | 合計 | ショート | フリー | 合計 | ||||
シニア女子 | 紀平梨花 | 16 | 82.51 | 154.72 | 233.12 | 66.40 | 141.90 | 208.30 | |
樋口新葉 | 18 | 74.26 | 145.30 | 217.63 | 62.70 | 123.54 | 186.24 | ||
シニア男子 | 山本草太 | 19 | 76.14 | 157.26 | 232.42 | 82.24 | 171.63 | 253.87 | |
鍵山優真 | 15 | – | – | – | 78.97 | 139.05 | 218.02 | ||
ジュニア女子 | 横井ゆは菜 | 18 | 59.81 | 126.47 | 184.78 | 53.63 | 126.27 | 179.90 | |
ジュニア男子 | 佐藤駿 | 15 | – | – | – | 71.17 | 128.67 | 199.84 | |
ノービスA女子 | 本田紗来 | 11 | – | – | – | 44.85 | 79.22 | 124.07 | |
ノービスA男子 | 垂水爽空 | 13 | – | – | – | 36.92 | 68.78 | 105.70 |
4.紀平選手の日程・放送予定
紀平選手の日程(日本時間)および放送予定はこちらです。日付 | 開始時間 | 種目 | 出場選手 | LIVE放送 |
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2月23日(土) | 25:15 | シニア女子SP | 紀平梨花、樋口新葉 | YouTube (終了) |
2月24日(日) | 18:30 | シニア女子FS | 紀平梨花、樋口新葉 | YouTube (終了) |
5.シニア女子の結果(ショート)
シニア女子に日本から、紀平梨花選手・樋口新葉選手が出場しました。気になる結果はこちらです。【シニア女子ショート】滑走順
2月24日(日) 深夜1:15から行われるショートプログラムの滑走順はこちらです。正確な滑走時刻は未発表。グループ | 滑走順 | 選手 | 滑走時刻 |
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第3G (11~15) |
15 | 紀平梨花 | 2/24(日) 2:40頃 |
第4G (16~21) |
20 | 樋口新葉 | 2/24(日) 3:15頃 |
※ 時間は全て日本時間。
※ 参加選手は全員で21名。
【シニア女子ショート】結果 ⇒紀平選手は2位
シニア女子のショートプログラムの結果です。紀平選手は予定していたトリプルアクセルがダブルアクセルに。得点を待つキス・アンド・クライでは、オランダ生まれの人気キャラクター、ミッフィーのぬいぐるみをソファーに並べ、屈託のない笑みを浮かべました。順位 | 選手 | 国 | ショート 自己ベスト |
ショート 今回点数 |
トップとの 点数差 |
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1 | アンバー・グレン | アメリカ | 67.93 | 70.25 | 0.00 |
2 | 紀平梨花 | 日本 | 82.51 | 66.40 | 3.85 |
3 | スター・アンドリューズ | アメリカ | 64.77 | 64.76 | 6.49 |
4 | 樋口新葉 | 日本 | 74.26 | 62.70 | 7.55 |
6.シニア女子の結果(フリー)
シニア女子フリーの日本選手の結果はこちらです。【シニア女子フリー】 滑走順
2月24日(日) 18:30から行われるシニア女子のフリースケーティングの滑走順はこちらです。正確な滑走時刻は未発表。グループ | 滑走順 | 選手 | 滑走時刻 |
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第4G (15~19) |
16 | 樋口新葉 | 2/24(日) 21:00頃 |
18 | 紀平梨花 | 2/24(日) 21:15頃 |
※ 時間は全て日本時間。
※ 参加選手は全員で19名。
【シニア女子フリー】 結果 ⇒紀平梨花、逆転優勝!
シニア女子のフリースケーティングの結果はこちらです。紀平選手は冒頭のジャンプでトリプルアクセルを決め、フリーで141.90点をマーク。ショート2位からの逆転優勝を飾りました。順位 | 選手 | 国 | ショート 自己ベスト |
フリー 自己ベスト |
合計 自己ベスト |
ショート 今回点数 |
フリー 今回点数 |
合計 今回点数 |
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紀平梨花 | 日本 | 82.51 | 154.72 | 233.12 | 66.40 | 141.90 | 208.30 | |
スター・アンドリューズ | アメリカ | 64.77 | 112.04 | 174.72 | 64.76 | 122.93 | 187.69 | |
樋口新葉 | 日本 | 74.26 | 145.30 | 217.63 | 62.70 | 123.54 | 186.24 | |
4位 | アンバー・グレン | アメリカ | 67.93 | 115.67 | 183.60 | 70.25 | 110.66 | 180.91 |