2019年3月6日から3月10日までバドミントンワールドツアー・第109回全英オープンがバーミンガム(イギリス)で開催されました。女子ダブルスに出場している第3シードの松本・永原ペアは決勝戦で第5シードの中国ペアと対戦し、1-2の接戦で敗れました。日本勢で2016年の高橋・松友ペア以来となる同種目の優勝はなりませんでした。
1.大会の概要
100年以上の歴史を持つ、第109回全英オープンの大会の概要はこちらです。大会名 | 第109回全英オープン |
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場所 | イギリス(バーミンガム) |
開催期間 | 2019年3月6日~3月10日 |
ランク | グレード2(Super1000) |
種目 | 男子シングルス 女子シングルス 男子ダブルス 女子ダブルス 混合ダブルス |
ドロー数 | 各32 |
日本との時差 | 9時間(現地が12時の時、日本は21時) |
2.試合日程・テレビ放送予定
試合日程・テレビ放送予定はこちらです。記載している時間は日本時間です。日程 | 試合 |
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3月6日(水) 17:00~ | 1回戦 |
3月7日(木) 19:00~ | 2回戦 |
3月8日(金) 18:00~ | 準々決勝 |
3月9日(土) 18:00~ | 準決勝 |
3月10日(日) 19:30~ | 決勝 |
テレビ局 | 放送時間 | 説明 |
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CSテレビ朝日 | 3月6日(水) 23:00~ | 録画 |
3月7日(木) 25:00~ | 録画 | |
3月8日(金) 26:00~ | 録画 | |
3月9日(土) 26:00~ | 録画 | |
3月10日(日) 21:00~ | 生中継 | |
J SPORTS | 3月11日(月)~3月23日(土) | 録画 |
3.女子ダブルスの試合結果
松本・永原ペアの試合結果はこちらです。(公式ドロー表はこちら)【3月10日(日)】決勝 ⇒松本・永原ペア準優勝
第3シードの松本・永原ペアが第5シードの中国ペアと対戦し、1-2で敗れました。出場選手 | スコア | 対戦相手 | |||
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決勝 | 松本麻佑 [3] 永原和可那 |
1 | 21-18 20-22 11-21 |
2 | CHEN Qingchen [5] CHNJIA Yifan |
【3月9日(土)】準決勝
女子ダブルスの準決勝は日本人対決です。第1シードの福島・廣田ペアは中国ペアと対戦。出場選手 | スコア | 対戦相手 | |||
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準決勝 | 福島由紀 [1] 廣田彩花 |
0 | 18-21 21-23 |
2 | CHEN Qingchen [5] CHNJIA Yifan |
松本麻佑 [3] 永原和可那 |
2 | 21-11 21-12 |
0 | 田中志穂 [7] 米元小春 |
【3月8日(金)】準々決勝
出場選手 | スコア | 対戦相手 | |||
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準々決勝 | 福島由紀 [1] 廣田彩花 |
2 | 17-21 21-15 21-19 |
1 | Gabriela STOEVA [8] BULStefani STOEVA |
松本麻佑 [3] 永原和可那 |
2 | 21-17 17-21 21-18 |
1 | LI Wenmei CHNZHENG Yu |
【3月7日(木)】2回戦
出場選手 | スコア | 対戦相手 | |||
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2回戦 | 福島由紀 [1] 廣田彩花 |
2 | 21-16 19-21 21-13 |
1 | Emilie LEFEL FRAAnne TRAN |
松本麻佑 [3] 永原和可那 |
2 | 24-22 21-14 |
0 | KIM So Yeong KORKONG Hee Yong |
【3月6日(水)】1回戦
第7シードの田中・米元ペアが接戦を制して2回戦進出しました。第2シードの高橋・松友ペアが敗れる波乱がありました。出場選手 | スコア | 対戦相手 | |||
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1回戦 | 福島由紀 [1] 廣田彩花 |
2 | 21-17 21-12 |
0 | NG Tsz Yau YUEN Sin Ying |
松本麻佑 [3] 永原和可那 |
2 | 21-18 21-16 |
0 | 櫻本絢子 高畑祐紀子 |
4.松本・永原ペアの準決勝勝利後のコメント
女子ダブルスに出場している松本・永原ペアが準決勝で米元・田中ペアとの日本人対決を制し、決勝戦に進出しました。【松本麻佑選手のコメント】
今日は(自分たちの)いいところが見えたし、落ち着いて試合を楽しむことができました。(決勝は)この大きい舞台を楽しんで、全力を尽くせるようにしたい。決勝の舞台に立つのはそうないと思いますし、経験値を上げる意味でも。(昨年から)1年間かけて、自分たちをみつめて練習に取り組んでいけたのかなと思います。
【永原和可那選手のコメント】
初戦から日本人ペアが相手であったり、今回は山が厳しいところがあったけど、勝ち上がれているのは自信になっています。自分たちのいいところを出せたし、個の力が二人の力になって、いまはすごくいいパフォーマンスができていると思います。
5.福島・廣田ペアの準決勝敗戦後のコメント
第1シードで出場している福島・廣田ペアは準決勝で中国ペアに敗れ、決勝進出とはなりませんでした。【廣田彩花選手のコメント】
結果的に負けてしまったけど、昨日までは自分が気持ち的に引いてしまったりして、福島先輩にすごく助けられた部分がありました。今日は思いきって自分たちらしいプレーをしようと思って入った。いいプレーも所々で出せたと思うけど、負けたのはとても悔しいです。
【福島由紀選手のコメント】
(相手は)左、右で攻撃的なスタイルはすごく強い。中国らしいネットプレーも(終盤にかけてプレーがよくなったのは)ちょっと開き直った部分もあったかなと思う。朴さん(柱奉監督)や丁さん(中島慶コーチ)のアドバイスでも『自分たちからスピードを上げて』と、2ゲーム目の後半は後ろからいわれていた。その助言通り、しっかりと足を動かしてやっていこうと思っていました。