先日、ホリエモンとキンコン西野の共著「バカとつき合うな」という本を読んでみました。本当の自由を求めて、一般的に当たり前のことで疑いようのない常識だと思われていることを「バカ」という言葉を使って「これ間違違っているんじゃない?」と問い掛けをしている本です。「バカ」という言葉を使っていることもあり賛否両論あるかと思いますが、この本の中で気になったところを取り上げてみます。
1.未来に縛られるバカ
「未来に縛られるバカ」という章の一部を抜粋します。<抜粋>
将来あれをやるために、いまこれをする。つまり未来から逆算して現在を生きているとき、それは「真の現在」ではない。未来に縛られた現在なんて、偽の現在だと。
私を含めて「真の現在」を生きられていない人はたくさんいると思います。例えば、失敗をするのは嫌だから、そうならないように現在の時間を使って未来に備えているとき、、ここで使われた時間は未来のために使われた時間であり、「真の現在」ではありません。現在の時間を大切にしたいのなら、この時間を未来のために使うのではなく、今のために使うべきであるとホリエモンは言っているのだと思います。とは言っても、これをヒントに自分はどうしたいか考えることが大切です。
2.「あなたの余命は1ヶ月です」と言われたら何をしますか?
人はいつか死にます。そして、その死ぬまでの間の時間は無限ではありません。「あなたの余命は1ヶ月です」と宣告されたら何をしますか?私でしたら、家族で一緒に旅行へ行ったり、趣味のテニスをしたり、、一度きりの人生なので未来のことは考えずにやりたいことをやります。次に「あなたの余命は50年です」と宣告されたら何をしますか?
旅行ばかり行っていたらお金が足りなくなるし、趣味のテニスばかりしていたら、ほったらかしにされた家族からひんしゅくを買います。「余命1ヶ月」の場合と比べて、未来のことを逆算してしまいます。私も完全に未来に縛られてますが、この記事を書いていて見えてきたものがありました。それは、自分に大切なものは家族と趣味のテニスであるということ。
みなさんも「余命1ヶ月」の場合と「余命50年」の場合を考えて比較してみると、自分の大切なものが見えてくるかもしれません。