スポンサーリンク

【将棋】第68期大阪王将杯王将戦・七番勝負、渡辺明棋王が3連勝!

王将戦 将棋

2月6日、7日に第68期大阪王将杯王将戦・七番勝負の第3局が行われ、渡辺明棋王(34)が久保利明王将(43)に107手で勝ちました。渡辺棋王が3連勝で王将位の奪取に王手をかけました。これで両者の対戦成績は渡辺棋王から17勝16敗。現タイトル保持者である久保王将が防衛して3連覇で5期目となるか、挑戦者の渡辺棋王が5年ぶり3期目のタイトル奪取なるか、将棋ファン注目の勝負です。
 
昨年(2018年)に8つあるタイトルを8人で分け合う時期がありましたが、その後、豊島将之八段が棋聖・王位のタイトルを獲得し、豊島将之二冠が誕生しました。渡辺明棋王が王将のタイトル獲得となれば、新たに渡辺明二冠となりますが、二冠を獲れるかどうかが、今回の注目ポイントです。


にほんブログ村 その他日記ブログへ 日記・雑談ランキング

 

スポンサーリンク

1.甲冑姿での記念撮影(掛川城にて)

第68期王将戦・七番勝負の第1局が行われる掛川城をバックに恒例の甲冑姿でポーズをとる久保利明王将(前列右)と渡辺明棋王(前列左)。これから王将のタイトルをかけた七番勝負が始まります。
 
王将戦
 
スポンサーリンク

2.七番勝負の日程・場所

第68期王将戦・七番勝負は日本の各地で行われますが、その場所と日程は次のとおりです。北海道・東北では対局がありませんが、南は沖縄まで足を運びます。

 局数  日程 場所 久保王将 渡辺棋王
第1局 1月13日、14日 静岡県掛川市
「掛川城 二の丸茶室」
第2局 1月26日、27日 大阪府高槻市
「山水館」
第3局 2月6日、7日 栃木県大田原市
「ホテル花月」
第4局 2月24日、25日 沖縄県那覇市
「琉球新報本社ビル」
第5局 3月4日、5日 兵庫県尼崎市
「都ホテルニューアルカイック」
第6局 3月20日、21日 佐賀県三養基郡上峰町
「大幸園」
第7局 3月26日、27日 新潟県佐渡市
「佐渡グリーンホテルきらく」

 

スポンサーリンク

3.七番勝負の予定・結果

久保利明王将と渡辺明棋王が対局した七番勝負の結果です。2月7日時点で渡辺明棋王が3連勝し、王将位の奪取に王手です。

対局者 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局 第6局 第7局 勝ち数
久保利明王将         0勝
渡辺明棋王         3勝

 

 【第1局】「掛川城 二の丸茶室」⇒渡辺棋王の勝利!

1月13日、14日に静岡県掛川市にある掛川城にて第68期王将戦・七番勝負の第1局が行われ、渡辺棋王が久保王将に115手で先勝しました。
 
王将戦
 
【渡辺棋王のコメント】
(93手目の)8三銀を打ったあたりで、読み抜けがなければ勝てると思った。(2日制で)時間の使い方は意識せず、難しいところで考えていたらスローペースになった。まだ始まったばかり。次も作戦を練って頑張りたい。
 
【久保王将のコメント】
どこで手を変えたら良かったか、すぐには分からない。ずっと分からない将棋で、最後はちょっと足りなかった。(第2局は)あらためてしっかり準備して臨みたい。
 
【渡辺棋王】
王将戦
 

 【第2局】「山水館」      ⇒渡辺棋王の勝利!

1月26日、27日に大阪府高槻市にある山水館にて第68期王将戦・七番勝負の第2局が行われ、渡辺棋王が久保王将に126手で勝ちました。
 
王将戦
 
【渡辺棋王のコメント】
最善形が分からないまま指していた。(封じ手の7八銀は)手が広いこともあって見えていなかった。そこで構想を練り直した。2枚飛車で攻める格好になり、良くなったと思った。(連勝で)また作戦を練り直してやりたい。
 
【久保王将のコメント】
駒組みが難しく、飛車や金の位置を考えるうちに時間を使ってしまった。(連敗は)普段から一戦一戦のつもり。しっかり準備したい。
 
【渡辺棋王】
王将戦
 

 【第3局】「ホテル花月」    ⇒渡辺棋王の勝利!

2月6日、7日に栃木県大田原市にあるホテル花月にて第68期王将戦・七番勝負の第3局が行われ、渡辺棋王が久保王将に107手で勝利しました。
 
王将戦
 
2日目の対局が始まった時に立会人が渡辺棋王が久保王将に封じ手を見せているところ。
王将戦
 
【渡辺棋王のコメント】
(第1日に)仕掛けていく予定。やっていかないと面白くない将棋なので、攻めていってどうなるかと。93手目の5四桂で少し指せる展開になったと思う。次は2週間空くので、しっかり作戦を練りたい。
 
【久保王将のコメント】
(封じ手で銀交換に応じ)本譜(の進行)しか見えてなかった。もうちょっと手が広いかなと思ったが、意外にも指したい手が見つからなかった。どこかに疑問があった。それを精査して次局に臨みたい。
 

 【第4局】「琉球新報本社ビル」

2月24日、25日に沖縄県那覇市にある琉球新報本社ビルにて第68期王将戦・七番勝負の第4局が行われます。
※2月25日に結果を更新予定。
 
スポンサーリンク

4.久保王将の成績

2月4日時点の久保王将の成績です。今年度は勝率5割と少し調子を落としています。

 棋士番号  207
生年月日 1975年8月27日(43歳)
出身地 兵庫県加古川市
師匠 淡路仁茂九段
竜王戦 1組(1組:9期)
順位戦 A級(A級:12期)
【久保王将の成績】
  対局数 勝率
2018年度 30戦 15勝 15敗 0.500
通算成績 1193戦 737勝 456敗 0.618
【昇段履歴】
日付  段位  昇段理由
1986年 6級  
1989年 初段  
1993年4月1日 四段 第12回奨励会三段リーグ準優勝
1995年4月1日 五段 順位戦C級1組昇級
1998年11月25日 六段 五段昇段後120勝
2001年4月1日 七段 順位戦B級1組昇級
2003年4月1日 八段 順位戦A級昇級
2010年3月30日 九段 タイトル3期獲得
【タイトル獲得:7期】
  期数
棋王 3期(第34期-2008年度~36期) 
王将 4期(第59期-2009年度~60期・66~67期) 
【優勝回数:6回】
  回数
銀河戦 1回(第25期-2017年度) 
大和証券杯最強戦 1回(第4回-2010年度) 
NHK杯戦 1回(第53回-2003年度) 
将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 2回(第33回-2012年度~34回) 
勝抜戦5勝以上 1回(第18回-1997~98年度) 

 

スポンサーリンク

5.渡辺棋王の紹介

2月4日時点の渡辺棋王の経歴・成績をご紹介します。2月2日からは、第44期棋王戦のタイトル戦(防衛戦)を控えており、毎週のように対局があります。多忙な時期がしばらく続きます。

 棋士番号  235
生年月日 1984年4月23日(34歳)
出身地 東京都葛飾区
師匠 所司和晴七段
竜王戦 1組(1組以上:12期)
順位戦 B級1組(A級:8期)
【渡辺棋王の成績】
  対局数 勝率
2018年度 38戦 30勝 8敗 0.789
通算成績 919戦 605勝 314敗 0.658
【昇段履歴】
日付  段位  昇段理由
1994年 6級  
1997年 初段  
2000年4月1日 四段 第26回奨励会三段リーグ戦優勝
2003年4月1日 五段 順位戦C級1組昇級
2004年10月1日 六段 竜王挑戦
2005年10月1日 七段 竜王獲得
2005年11月17日 八段 竜王1期
2005年11月30日 九段 竜王2期、史上最年少九段
【タイトル獲得:20期】
  期数
竜王 11期(第17期-2004年度~25期・28~29期) 
永世竜王(就位は原則引退後) 
王座 1期(第59期-2011年度) 
棋王 6期(第38期-2012年度~43期)
永世棋王(就位は原則引退後) 
王将 2期(第62期-2012年度・第63期) 
【優勝回数:10回】
  回数
朝日杯将棋オープン戦 1回(第6回-2012年度) 
銀河戦 4回(第13期-2005年・15・19・22期) 
大和証券杯ネット将棋・最強戦 1回(第2回-2008年度) 
NHK杯戦 1回(第62回-2012年度) 
将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 2回(第35回-2014年度・39回) 
新人王戦 1回(第36回-2005年) 

 

スポンサーリンク

6.さいごに

久保王将と渡辺棋王の棋士ランキング(2月4日時点)を見てみます。

順位 棋士 レート
2 渡辺明棋王 1902
10 久保利明王将 1789

※当ブログで参考にしている棋士ランキングサイトはこちら
 
今年度に入り渡辺棋王は絶好調で、順位戦B級1組で10戦全勝しており、早くもA級への復帰を決めています。1月14日時点で12連勝中であり、このところ調子を見ると、渡辺棋王が有利なのではないかと思われます。どちらも悔いのない勝負をして欲しいです。