1月26日、全豪オープン(オーストラリア)の決勝戦で大坂なおみ選手は世界ランク6位(1月14日時点)のペトラ・クビトバ選手(チェコ)と対戦します。この試合の勝者が全豪オープン優勝の名誉と世界ランク1位の称号を手にします。決勝戦に向けた大坂選手とクビトバ選手についてご紹介します。
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1.大坂選手が約20分練習(1月26日)
大坂選手が、決勝戦を前に約20分、練習しました。海外も含め約50人の報道陣と、約200人のファンが見守る中、サーシャコーチとショットをしっかりと確かめました。練習が終わると、決勝前でもファンにサインをする大サービス。笑顔も見せ、リラックスしていました。2.大坂選手が約15分練習(1月25日)
1月25日、現地時間午前11時30分から、26日の決勝戦に向け、約15分練習しました。(1)1月25日の練習内容
大坂選手はサーシャコーチとストロークの確認をした後、地元オーストラリアの左利きの男子選手が打つサーブを返球する練習をしました。決勝で対戦するクビトバ選手は左利き。アドバンテージ・サイドからコートの外に向かって打つサーブで相手を動かし、スペースへのウィナーでポイントを取る戦術で攻めてきます。大坂選手は「左利きとはここ数か月試合をしていないし、オフにもやっていない。対応するのが少し難しいかもしれない」とコメントしました。
(2)松岡修造氏のコメント
松岡修造氏は自身のブログで「大坂なおみ選手決勝進出!」と題して、大坂選手を大絶賛しました。「超高級レベルテニス!これが女子テニスなのか!と感じるほど素晴らしい内容の試合だった。間違いなく今大会一番のストローク戦。両選手ともにストローク強打が炸裂した試合だった。グランドスラム準決勝という舞台で、いいテニスをしていたプリスコバを相手に “なおみテニス”で勝ち切ったことは、なおみさんのテニス人生にとって、大きな大きな収穫だ!」と綴りました。
この他にも、サッカーの「大迫、半端ない!」ならぬ、「大坂、半端ない!」と連呼していたようです。今年の流行語大賞狙いでしょうか(笑)
(3)応援メッセージ
自然な受け答えで周囲を和ませてくれる大坂選手。自身初の世界ランク1位・自身初の全豪オープン優勝を目指し、全豪オープン決勝戦でも全力を出して頑張って欲しいです!最後の1球まで応援しています。3.クビトバ選手の紹介
世界ランク6位(1月14日時点)のペトラ・クビトバ選手についてご紹介します。(1)クビトバ選手の戦歴
・キャリア通算20大会で優勝。・2011年・2014年のウインブルドンで優勝。
・リオデジャネイロ・オリンピックで銅メダルを獲得。
・キャリア最高は世界ランク2位。
(2)ナイフを持った強盗に襲われる
2016年12月20日、女子テニスで当時世界ランク11位だったペトラ・クビトバ選手(チェコ)は自身のツイッターで、自宅でナイフを持った強盗に襲われ、利き手の左手に重傷を負ったと明かしました。左利きのクビトバ選手は「自分の身を守るために左手にひどく傷を負った」と綴っています。クビトバ選手は損傷した左手の神経を修復する手術を受け、復帰まで約6ヶ月かかる見込みであるとされていました。
あれから約6ヶ月後の2017年全仏オープンで復帰し、オープニングマッチでジュリア・ボズラップ選手に勝利し、復帰初戦をみごと白星で飾りました。