2019年2月10日、富山県魚津市にある新川文化ホールにて第44期棋王戦・五番勝負の第2局が行われ、渡辺明棋王(34)が広瀬章人竜王(32)に119手で勝ちました。渡辺棋王は棋王戦7連覇を目指しており、対する広瀬竜王は初挑戦の棋王戦で二冠(竜王・棋王)を狙っています。この対局で両者の対戦成績は渡辺棋王の11勝10敗となりました。
1.五番勝負の日程・場所
第44期棋王戦・五番勝負が行われる場所と日程は次のとおりです。局数 | 日程 | 場所 | 放送予定 | 渡辺明棋王 | 広瀬章人竜王 |
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第1局 | 2月2日 | 石川県金沢市 「北國新聞会館」 |
AbemaTV(8:30~) | ○ | ● |
第2局 | 2月10日 | 富山県魚津市 「新川文化ホール」 |
AbemaTV(8:30~) | ○ | ● |
第3局 | 3月10日 | 新潟県新潟市 「新潟グランドホテル」 |
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第4局 | 3月17日 | 栃木県宇都宮市 「宇都宮グランドホテル」 |
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第5局 | 3月29日 | 東京都千代田区 「都市センターホテル」 |
2.五番勝負の予定・結果
渡辺明棋王が広瀬章人竜王が対局した五番勝負の結果です。対局者 | 第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 勝ち数 |
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渡辺明棋王 | ○ | ○ | 2勝 | |||
広瀬章人竜王 | ● | ● | 0勝 |
【第1局】「北國新聞会館」 ⇒渡辺棋王の勝利
2月2日に石川県金沢市にある北國新聞会館にて第44期棋王戦・五番勝負の第1局が行われ、渡辺棋王が広瀬竜王に84手で先勝しました。【第2局】前夜祭
棋王戦・五番勝負の第2局に先立ち、2月9日に前夜祭を開催。申込みが多い場合は抽選になりますが、どなたでも申込みできます。日時 | 2月9日(土)午後6時 |
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会場 | ホテルグランミラージュ2階「天翔の間」 |
参加費 | 5,000円(王将湯飲み付き) |
※申込み方法、問い合わせ先はこちらの前夜祭情報をご覧ください。
【第2局】「新川文化ホール」 ⇒渡辺棋王の勝利
2月10日に富山県魚津市にある新川文化ホールにて第44期棋王戦・五番勝負の第2局が行われ、渡辺棋王が広瀬竜王に119手で勝ちました。渡辺棋王は2連勝で棋王位の7連覇にあと1勝としました。【第3局】「新潟グランドホテル」
3月10日に新潟県新潟市にある新潟グランドホテルにて第44期棋王戦・五番勝負の第3局が行われます。3.渡辺棋王の紹介
2月4日時点の渡辺棋王の経歴・成績をご紹介します。第68期大阪王将杯王将戦・七番勝負と並行してタイトル戦があり、毎週のように対局があります。多忙な時期がしばらく続きます。棋士番号 | 235 |
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生年月日 | 1984年4月23日(34歳) |
出身地 | 東京都葛飾区 |
師匠 | 所司和晴七段 |
竜王戦 | 1組(1組以上:12期) |
順位戦 | B級1組(A級:8期) |
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
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2018年度 | 38戦 | 30勝 | 8敗 | 0.789 |
通算成績 | 919戦 | 605勝 | 314敗 | 0.658 |
日付 | 段位 | 昇段理由 |
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1994年 | 6級 | |
1997年 | 初段 | |
2000年4月1日 | 四段 | 第26回奨励会三段リーグ戦優勝 |
2003年4月1日 | 五段 | 順位戦C級1組昇級 |
2004年10月1日 | 六段 | 竜王挑戦 |
2005年10月1日 | 七段 | 竜王獲得 |
2005年11月17日 | 八段 | 竜王1期 |
2005年11月30日 | 九段 | 竜王2期、史上最年少九段 |
期数 | |
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竜王 | 11期(第17期-2004年度~25期・28~29期) 永世竜王(就位は原則引退後) |
王座 | 1期(第59期-2011年度) |
棋王 | 6期(第38期-2012年度~43期) 永世棋王(就位は原則引退後) |
王将 | 2期(第62期-2012年度・第63期) |
回数 | |
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朝日杯将棋オープン戦 | 1回(第6回-2012年度) |
銀河戦 | 4回(第13期-2005年・15・19・22期) |
大和証券杯ネット将棋・最強戦 | 1回(第2回-2008年度) |
NHK杯戦 | 1回(第62回-2012年度) |
将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 | 2回(第35回-2014年度・39回) |
新人王戦 | 1回(第36回-2005年) |
4.広瀬竜王の紹介
2月4日時点の広瀬竜王の経歴・成績をご紹介します。棋士番号 | 255 |
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生年月日 | 1987年1月18日(32歳) |
出身地 | 北海道札幌市 |
師匠 | 勝浦修九段 |
竜王戦 | 第31期竜王(1組以上:2期) |
順位戦 | A級(A級:4期) |
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
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2018年度 | 54戦 | 39勝 | 15敗 | 0.722 |
通算成績 | 601戦 | 390勝 | 211敗 | 0.649 |
日付 | 段位 | 昇段理由 |
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1998年 | 6級 | |
2000年 | 初段 | |
2005年4月1日 | 四段 | 第36回奨励会三段リーグ戦優勝 |
2007年4月1日 | 五段 | 順位戦C級1組昇級 |
2010年6月11日 | 六段 | 第51期王位戦タイトル挑戦 |
2010年9月2日 | 七段 | 第51期王位戦タイトル獲得 |
2014年2月13日 | 八段 | 順位戦A級昇級 |
期数 | |
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竜王 | 1期(第31期-2018年度) |
王位 | 1期(第51期-2010年度) |
回数 | |
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新人王戦 | 1回(第40期-2009年) |