6月22日に第69期大阪王将杯王将戦・一次予選の決勝戦で藤井聡太七段と千田翔太七段が関西将棋会館で対局。藤井七段が91手で勝ちました。
王将戦には一次予選、二次予選があり、これを勝ち進むと、7名の棋士総当たり戦で行われる挑戦者決定リーグ戦に進出します。まだタイトル挑戦までの道のりは長く、藤井七段は一次予選から戦っています。この日の勝利で、二次予選進出を決めました。
1.第69期王将戦一次予選・決勝戦
第69期王将戦一次予選の決勝戦で藤井七段は千田七段と対局しました。
棋戦名 |
第69期王将戦一次予選・決勝戦 |
対局日 |
2019年6月22日(土) |
対局相手 |
千田翔太七段 |
対局場所 |
関西将棋会館 |
持ち時間 |
各3時間 |
開始時間 |
午前10:00~ |
LIVE放送 |
AbemaTV なし ニコニコ生放送 なし |
2.千田翔太七段の経歴
【千田翔太七段】
棋士番号 |
291 |
生年月日 |
1994年4月10日(25歳) |
出身地 |
大阪府箕面市 |
師匠 |
森信雄七段 |
竜王戦 |
4組 |
順位戦 |
B級1組 |
【昇段履歴】
日付 |
段位 |
昇段理由 |
2006年9月 |
6級 |
奨励会入会 |
2010年4月 |
初段 |
|
2013年4月1日 |
四段 |
奨励会三段リーグ優勝 |
2015年2月12日 |
五段 |
順位戦C級1組昇級 |
2016年12月16日 |
六段 |
タイトル挑戦 |
2019年3月13日 |
七段 |
順位戦B級1組昇級 |
3.対局結果
藤井聡太七段は千田翔太七段と対局し、91手で勝利しました。みごとに王将戦二次予選に進出しました。
藤井七段は終局後、「(挑戦者を決める)王将リーグに入ることを目指して頑張りたい」とコメントしました。
4.藤井七段の成績(6月23日時点)
【総合成績】
|
対局数 |
勝 |
負 |
勝率 |
2019年度 |
12戦 |
10勝 |
2敗 |
0.833 |
2018年度 |
53戦 |
45勝 |
8敗 |
0.849 |
2017年度 |
73戦 |
61勝 |
12敗 |
0.836 |
2016年度 |
10戦 |
10勝 |
0敗 |
1.000 |
通算成績 |
148戦 |
126勝 |
22敗 |
0.851 |
【勝率ランキング(2018年度)】
順位 |
棋士 |
勝率 |
1 |
藤井聡太七段 |
0.849(45勝8敗) |
2 |
渡辺明棋王 |
0.800(40勝10敗) |
3 |
永瀬拓矢七段 |
0.800(36勝9敗) |
4 |
佐々木大地四段 |
0.780(46勝13敗) |
5 |
及川拓馬六段 |
0.767(33勝10敗) |
【勝数ランキング(2018年度)】
順位 |
棋士 |
勝数 |
1 |
佐々木大地四段 |
46勝 |
2 |
藤井聡太七段 |
45勝 |
3 |
広瀬章人竜王 |
43勝 |
4 |
渡辺明二冠 |
40勝 |
4 |
千田翔太七段 |
40勝 |
【棋士ランキング(6/23 時点)】
順位 |
棋士 |
レート |
1 |
渡辺明二冠 |
1972 |
2 |
豊島将之名人 |
1914 |
3 |
藤井聡太七段 |
1894 |
4 |
永瀬拓矢叡王 |
1877 |
5 |
羽生善治九段 |
1862 |
6 |
広瀬章人竜王 |
1859 |
7 |
千田翔太七段 |
1823 |
8 |
木村一基九段 |
1807 |
9 |
菅井竜也七段 |
1806 |
10 |
佐々木大地五段 |
1804 |