2021年9月13日(月)、第6期叡王戦 タイトル戦 五番勝負 最終局で、藤井聡太二冠が豊島将之二冠と対局します。第4局までの結果は、藤井聡太二冠の2勝2敗。『叡王位獲得』『三冠』まであと1勝と迫っています。見ごたえのある対局を期待しながら、対局結果をお伝えします。
■ 史上最年少三冠 藤井聡太二冠が会見
[FNNプライムオンライン 2021年9月14日 0時22分]
将棋の藤井聡太二冠が、「叡王戦(えいおうせん)」五番勝負の第5局で、叡王と竜王のタイトルを持つ豊島将之二冠を制し、史上最年少の10代での三冠を達成した。
13日午前9時から東京・将棋会館で行われた叡王戦第5局は、中盤まで白熱した対局が続いたが、終盤は徐々に藤井二冠が優勢となり、午後6時22分、第111手で豊島叡王を制し、3つ目のタイトル「叡王」を獲得、史上最年少19歳1カ月での三冠を達成した。
藤井新叡王「(将棋は)個人競技なので、自分の将棋にしっかり向き合っていきたい」
藤井新叡王は、10月8日から始まる竜王戦に向けて、「豊島竜王とのシリーズになるので、これまでの経験や反省をしっかり生かしたい」と話した。
■ 9月13日ついに決着! 豊島将之叡王VS藤井聡太二冠 勝者がタイトルを獲得する大一番、叡王戦第5局
[マイナビニュース 2021年9月10日 12時50分]
豊島将之叡王に藤井聡太二冠が挑戦中の将棋のタイトル戦、第6期叡王戦五番勝負(主催:株式会社不二家)は両者2勝2敗でフルセットになっています。そしてついに9月13日、勝者がタイトルを獲得する運命の第5局が東京・将棋会館で行われます。豊島叡王が叡王初防衛に成功し、タイトルを死守するのか。それとも藤井二冠が三冠目を獲得し、史上最年少三冠になるのか。決戦のときが迫っています。
■ 豊島将之叡王が藤井聡太二冠に勝利、決着は最終第5局へ
[朝日新聞デジタル 2021年8月22日 19時26分]
将棋の藤井聡太二冠(19)=王位・棋聖=が豊島将之叡王(31)=竜王と合わせ二冠=に挑戦する第6期叡王戦五番勝負(不二家主催)の第4局が22日、名古屋市で指され、豊島叡王が91手で勝って対戦成績を2勝2敗とした。最終第5局は9月13日、東京都渋谷区で行われる。
先手の豊島叡王の作戦は「相懸(あいが)かり」。的確な指し手を続けてリードを奪い、押し切った。豊島叡王は「何とか追いついたという感じ。次は最終局なので、悔いがないように指せたら」。最年少での三冠まであと1勝として対局に臨んだ藤井二冠は「早い段階でミスが出てしまって残念。完敗だったので、最終局は精いっぱい戦って、勝負どころを作れるようにしたい」と話した。
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|---|
7/25 | 8/3 | 8/9 | 8/29 | 9/13 | ||
豊島将之叡王 | ● | ○ | ● | ○ | ● | 2勝3敗 |
藤井聡太二冠 | ○ | ● | ○ | ● | ○ | 3勝2敗 |
95手 角換わり |
161手 角換わり |
121手 角換わり |
91手 相掛かり |
111手 相掛かり |
※ 藤井聡太二冠のタイトル戦の対局結果はこちら
⇒【藤井聡太】タイトル戦の対局結果2021~目指せ八冠!~
※ 第4回ABEMAトーナメントの結果はこちら
⇒【将棋】第4回ABEMAトーナメント、対局日程・結果・放送予定
1.第6期叡王戦 タイトル戦 五番勝負
第6期叡王戦 タイトル戦 五番勝負の概要、放送予定をお伝えします。(1)概要
■ 棋戦名 :第6期叡王戦 タイトル戦 五番勝負■ 対局日 :2021年9月13日(月)
■ 対局相手:豊島将之二冠
■ 対局場所:東京・将棋会館
■ 持ち時間:4時間
(2)放送予定
■ AbemaTV9月13日(月) 08:30 ~ 9月14日(火) 00:00 将棋チャンネル
(3)豊島将之二冠のプロフィール
■ 棋士番号:264■ 生年月日:1990年4月30日(31歳)
■ 出身地 :愛知県一宮市
■ 師匠 :桐山清澄九段
■ 竜王戦 :第33期竜王(1組以上:8期)
■ 順位戦 :A級(A級以上:5期)
■ 今年度の成績 :9勝9敗(0.500)
■ 過去の対戦成績 :藤井二冠の6勝9敗。
(4)過去のタイトルホルダー
決勝三番勝負 | ||||
---|---|---|---|---|
期 | 年度 | 優勝者 | 勝敗 | 準優勝者 |
1期 | 2015年度 | 【勝】山崎隆之八段 | ○○ | 郷田真隆九段 |
2期 | 2016年度 | 【勝】佐藤天彦九段 | ○○ | 千田翔太七段 |
叡王戦七番勝負 | ||||
---|---|---|---|---|
期 | 年度 | 叡王 | 勝敗 | 挑戦者 |
3期 | 2017年度 | 【勝】高見泰地七段 | ○○千○○ | 金井恒太六段 |
4期 | 2018年度 | 高見泰地七段 | ●●●● | 【勝】永瀬拓矢王座 |
5期 | 2019年度 2020年度 |
永瀬拓矢王座 | 千●持持○○●○●● | 【勝】豊島将之二冠 |
叡王戦五番勝負 | ||||
期 | 年度 | 叡王 | 勝敗 | 挑戦者 |
6期 | 2021年度 | 豊島将之二冠 | ●○●○● | 【勝】藤井聡太二冠 |
2.今日の勝負メシ
藤井聡太二冠の今日の勝負メシはこちらです。■ 昼食
3.対局結果
2021年9月13日に叡王戦 タイトル戦 五番勝負で、藤井聡太二冠と豊島将之二冠が対局。藤井聡太二冠が111手で勝利。4.2021年度の成績
藤井聡太二冠の2021年度の成績はこちらです。(2021/9/5 時点)対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算成績 | 283戦 | 238勝 | 45敗 | 0.840 |
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
2021年度 | 30戦 | 25勝 | 5敗 | 0.833 |
2020年度 | 52戦 | 44勝 | 8敗 | 0.846 |
2019年度 | 65戦 | 53勝 | 12敗 | 0.815 |
2018年度 | 53戦 | 45勝 | 8敗 | 0.849 |
2017年度 | 73戦 | 61勝 | 12敗 | 0.836 |
2016年度 | 10戦 | 10勝 | 0敗 | 1.000 |
順位 | 棋士 | 対局数 |
---|---|---|
1 | 藤井聡太二冠 | 30 |
2 | 池永天志五段 | 24 |
2 | 斎藤明日斗四段 | 24 |
4 | 斎藤慎太郎八段 | 23 |
5 | 木村一基九段 | 22 |
5 | 服部慎一郎四段 | 22 |
5 | 伊藤匠四段 | 22 |
8 | 近藤誠也七段 | 21 |
9 | 八代弥七段 | 20 |
9 | 梶浦宏孝七段 | 20 |
順位 | 棋士 | 勝数 |
---|---|---|
1 | 藤井聡太二冠 | 25勝 |
2 | 池永天志五段 | 17勝 |
2 | 斎藤明日斗四段 | 17勝 |
2 | 服部慎一郎四段 | 17勝 |
2 | 伊藤匠四段 | 17勝 |
6 | 斎藤慎太郎八段 | 16勝 |
6 | 近藤誠也七段 | 16勝 |
8 | 木村一基九段 | 14勝 |
順位 | 棋士 | 勝率 |
---|---|---|
1 | 髙見泰地七段 | 0.857(6勝-1敗) |
2 | 藤井聡太二冠 | 0.833(25勝-5敗) |
3 | 本田奎五段 | 0.824(14勝-3敗) |
4 | 糸谷哲郎八段 | 0.800(8勝-2敗) |
5 | 佐々木勇気七段 | 0.786(11勝-3敗) |
6 | 服部慎一郎四段 | 0.773(17勝-5敗) |
6 | 伊藤匠四段 | 0.773(17勝-5敗) |
8 | 井田明宏 | 0.769(10勝-3敗) |
5.棋士ランキング
藤井聡太二冠の棋士ランキングはこちらです。(2021/9/5 時点)順位 | 棋士 | レート |
---|---|---|
1 | 藤井聡太二冠 | 2062 |
2 | 豊島将之竜王 | 1936 |
3 | 渡辺明名人 | 1922 |
4 | 永瀬拓矢叡王 | 1902 |
5 | 斎藤慎太郎八段 | 1867 |
6 | 広瀬章人八段 | 1823 |
7 | 糸谷哲郎八段 | 1820 |
8 | 木村一基九段 | 1817 |
9 | 菅井竜也八段 | 1794 |
10 | 近藤誠也七段 | 1790 |
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