現地時間で11月11日に行われたATPファイナルズの1次リーグで錦織圭が王者ロジャー・フェデラーに7-6、6-3でストレート勝ちしました。B組で最強と言われたフェデラーを撃破し、大きな大きな1勝を上げました。対フェデラー戦としては、2014年マイアミオープン以来4年ぶりの勝利。連敗を6で止め、通算の対戦成績を3勝7敗にしました。
1.錦織圭がフェデラーに勝利!
選手 | 1 | 2 | 3 | セット |
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ロジャー・フェデラー | 6(4) | 3 | – | 0 |
錦織圭 | 7(7) | 6 | – | 2 |
(1)第1セット目
第1セット目は、お互いにサービスをキープし続け、その後、最終ゲームで錦織圭がタイブレークを制しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie | セット |
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ロジャー・フェデラー | K | K | K | K | K | K | 6(4) | |||||||
錦織圭 | K | K | K | K | K | K | T | 7(7) |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
(2)第2セット目
第2セット目は、最初お互いにブレークをし合い、第6ゲームで錦織がブレーク。勢いそのままに錦織圭が6-3でセットを取り、試合を決めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | セット |
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ロジャー・フェデラー | B | K | K | 3 | ||||||
錦織圭 | B | K | K | B | K | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
勝った錦織はコート上のインタビューで、少年時代のアイドルに勝った感想を聞かれ、「勝てたのはほっとした。僕のアイドルと戦うのは簡単ではない。でも、いつも大きな挑戦だ。初戦の難しさはあったけど、2セット目からは良いプレーが出来た。過去2カ月で2度負けているから、修正する必要があった。フォアハンドを多用し、攻撃的にいくことを心がけた」と振り返りました。
2.次の対戦相手は?
次戦は世界ランク6位のK.アンダーソン。身長203cmの高さから振り下ろす高速サーブが武器。かなりの強敵です。対戦成績は錦織圭から5勝2敗。勝ち越しているので、錦織圭が若干有利です。錦織圭が次戦のK.アンダーソンに勝ち、同日に行われる試合でフェデラーがティエムに勝った場合、錦織圭が1次リーグB組の突破を決め、準決勝進出が確定します。(日本時間で11月13日(火) 23時頃試合開始)
11月13日に行われる次の試合も錦織選手に勝ってほしいです!