2019年1月14日から開催された2019年シーズンで最初のグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア)に大坂なおみ選手が出場。世界ランク4位(1月12日時点)の大坂選手は第4シードで、大会2日目(1月15日)の1回戦からの登場でした。
4回戦で第3シードまでが敗退するという波乱の中、大坂選手は勝ち続け決勝戦へ。決勝戦では世界ランク6位(1月14日時点)のペトラ・クビトバ選手(チェコ)と対戦し、7-6、5-7、6-4でみごと勝利。第2セットの途中で3本のチャンピオンシップポイントを落としてしまい、大坂選手自身に負けそうになりましたが、それを乗り越え、セットカウント2-1で勝利しました。この瞬間、大坂選手は全豪オープン優勝の名誉と世界ランク1位の称号を手にしました。
大会名 | 全豪オープン |
---|---|
場所 | オーストラリア(メルボルン) |
コート | ハード(室外) |
開催期間 | 2019年1月14日 ~ 2019年1月27日 |
出場選手数 | 128 |
グレード | グランドスラム |
賞金総額 | 6250万豪ドル (約48.8億円) 優勝賞金:410万豪ドル(約3.2億円) |
前回大会の優勝者 | キャロライン ウォズニアッキ |
テレビ放送 | WOWOW ⇒ 独占LIVE放送(第1日無料放送) NHK総合 ⇒ 録画/生放送 |
◆関連記事◆
【錦織圭】全豪オープン2019(テニス・試合予定・速報結果)
- 1.世界ランキング(1月12日時点、1月28日予想)
- 2.大坂選手の試合日程・結果
- 3.記念撮影(1月27日)
- 4.【決勝】大坂なおみ vs P.クビトバ(8)(1月26日)
- 5.【準決勝】大坂なおみ vs K.プリスコバ(7)(1月24日)
- 6.【準々決勝】大坂なおみ vs E.スビトリナ(6)(1月23日)
- 7.【4回戦】大坂なおみ vs A.セバストワ(13)(1月21日)
- 8.【3回戦】大坂なおみ vs シェシュウェイ(28)(1月19日)
- 9.【2回戦】大坂なおみ vs T.ジダンセク(78)(1月17日)
- 10.【1回戦】大坂なおみ vs M.リネッテ(86)(1月15日)
- 11.出場大会・世界ランキング(レース)の内訳
1.世界ランキング(1月12日時点、1月28日予想)
トップ選手および大坂選手の対戦相手の世界ランキング(1月12日時点)はこちらです。ランク | 選手 | 国 | ポイント (1/12) |
今回結果 | 今回P | 前回P | ポイント (1/28) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | S.ハレプ | ルーマニア | 6,641 | 4回戦敗退 | 240 | 1,200 | 5,581 |
2 | A.ケルバー | ドイツ | 5,875 | 4回戦敗退 | 240 | 780 | 5,335 |
3 | C.ウォズニアッキ | デンマーク | 5,436 | 3回戦敗退 | 130 | 2,000 | 3,566 |
4 | 大坂なおみ | 日本 | 5,270 | 優勝 | 2,000 | 240 | 7,030 |
5 | S.スティーブンス | アメリカ | 5,023 | 4回戦敗退 | 240 | 10 | 5,253 |
6 | E.スビトリナ | ウクライナ | 4,940 | ベスト8 | 430 | 430 | 4,940 |
7 | K.プリスコバ | チェコ | 4,750 | ベスト4 | 780 | 430 | 5,100 |
8 | P.クビトバ | チェコ | 4,630 | 準優勝 | 1,300 | 10 | 5,920 |
9 | K.ベルテンス | オランダ | 4,360 | 2回戦敗退 | – | – | – |
10 | D.カサトキナ | ロシア | 3,415 | 1回戦敗退 | – | – | – |
13 | A.セバストワ | ラトビア | 3,160 | 4回戦敗退 | – | – | – |
28 | シェシュウェイ | 台湾 | 1,640 | 3回戦敗退 | – | – | – |
78 | T・ジダンセク | スロベニア | 752 | 2回戦敗退 | – | – | – |
86 | M.リネッテ | ポーランド | 718 | 1回戦敗退 | – | – | – |
2.大坂選手の試合日程・結果
大坂選手の全豪オープンの試合日程・結果はこちらです。日時 | 試合 | 対戦相手 | 試合結果 |
---|---|---|---|
1/15(火) 19:30~ | 1回戦 | M.リネッテ(86位) | 2-0で勝利! |
1/17(木) 11:00~ | 2回戦 | T.ジダンセク(78位) | 2-0で勝利! |
1/19(土) 09:00~ | 3回戦 | シェシュウェイ(28位) | 2-1で勝利! |
1/21(月) 10:00~ | 4回戦 | A.セバストワ(13位) | 2-1で勝利! |
1/23(水) 09:00~ | 準々決勝 | E.スビトリナ(6位) | 2-0で勝利! |
1/24(木) 13:30~ | 準決勝 | K.プリスコバ(7位) | 2-1で勝利! |
1/26(土) 17:30~ | 決勝 | P.クビトバ(8位) | 2-1で勝利! |
3.記念撮影(1月27日)
快挙から一夜明けた1月27日、大坂選手はメルボルン郊外の海沿いで大会主催の記念撮影に臨みました。「すごいうれしい」と日本語で心境を語り、英語で「(昨夏の)全米オープン優勝はサプライズだったけど、今回は自信があった」と笑顔で振り返りました。全7試合で2度の逆転勝ちを含む4度のフルセットを戦い抜き「どんな状況でも諦めずに戦えば、チャンスをつかめることを学べた」と成長した部分を口にしました。世界ナンバーワン選手として臨む今後に向けては「これまでとやることは変わらない。どの大会でもいいプレーをしていきたい」と自然体を強調しました。4.【決勝】大坂なおみ vs P.クビトバ(8)(1月26日)
大坂選手はクビトバ選手と対戦し、セットカウント2-1で勝利しました。選手 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
大坂なおみ | 77 | 5 | 6 | 2 |
P.クビトバ | 62 | 7 | 4 | 1 |
大坂選手は表彰式の壇上スピーチで「人前でしゃべるのは苦手なんです。ごめんなさい、だからなんとか乗り切ろうと思います」と笑いを誘い、「ペトラ、大変なことを乗り越えてきましたよね。おめでとうと伝えたいです」と、クビトバ選手をたたえました。その後は「ファンのみなさん来てくれてありがとう。感謝しています。暑い中走り回ってくれたボールボーイに感謝します」「私のチーム、あなたたちがいなければこの2週間は戦えなかった。感謝しています」とコメントしました。
[第1セット] 7-6で奪う
第1セットは互いに譲らない展開でサービスキープを続けます。第12ゲームでは大坂選手が2度のセットポイントを握りますがクビトバ選手に凌がれ、タイブレークに突入。タイブレークでは大坂選手が終始クビトバ選手を圧倒。7-2でタイブレークを制し、大坂選手が第1セットを先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | K | K | K | K | K | T | 77 | ||||||
P.クビトバ | K | K | K | K | K | K | 62 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 5-7で落とす
第2ゲームは2度のブレークチャンスを得たクビトバ選手がこれを決めてブレークに成功。続く第3ゲームは一進一退の打ち合いとなりましたが、大坂選手がブレークバックに成功。第5ゲームは0-40とビッグチャンスを得た大坂選手がラブゲームでブレークに成功。大坂選手の5-3で迎えた第9ゲーム。クビトバ選手のサービスで0-40と大坂選手に3本のチャンピオンシップポイント。しかし、ここからクビトバ選手が怒涛の5連続ポイントでキープ。勢いに乗ったクビトバ選手は第10ゲーム、第12ゲームもブレーク。崖っぷちからの大逆転で第2セットを奪いました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | B | K | B | K | K | 5 | |||||||
P.クビトバ | K | B | K | K | B | K | B | 7 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-4で奪い勝利!
第3ゲーム、クビトバ選手のダブルフォルトからチャンスを得た大坂選手がブレークに成功。第7ゲームは0-40と大坂選手にビッグチャンスが来ますが、クビトバ選手が5連続ポイントでキープ。ゲームカウント5-4と大坂選手のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第10ゲーム。40-0となった後、1ポイントを返されるも、最後はクビトバ選手のリターンがアウト。その瞬間、大坂選手の全豪オープン優勝が決まりました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | B | K | K | K | K | 6 | ||||
P.クビトバ | K | K | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
5.【準決勝】大坂なおみ vs K.プリスコバ(7)(1月24日)
大坂選手はプリスコバ選手と対戦し、セットカウント2-1で勝利しました。試合時間は1時間53分。選手 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
K.プリスコバ | 2 | 6 | 4 | 1 |
大坂なおみ | 6 | 4 | 6 | 2 |
[第1セット] 6-2で奪う
大坂選手は第3ゲームで先にブレーク成功。第7ゲームでも大坂選手がブレークに成功。2ブレークアップとした大坂選手が、サービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームで見事なサービスエースを決めてキープ。大坂選手が第1セットを6-2で先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
K.プリスコバ | K | K | 2 | ||||||
大坂なおみ | K | B | K | K | B | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 4-6で落とす
第1ゲームを大坂選手がいきなりブレークするも、直後の第2ゲームでブレークバックを許してしまいます。その後互いにキープし合い、譲らない展開が続きます。第10ゲームでプリスコバ選手がラブゲームでブレークに成功。大坂選手は第2セットを4-6で落としてしまいました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
K.プリスコバ | B | K | K | K | K | B | 6 | ||||
大坂なおみ | B | K | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-4で奪い勝利!
第3ゲームで大坂選手はラブゲームでブレークに成功し、いい流れを引き寄せます。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームを大坂選手はしっかりとキープし、みごと勝利。全米オープンに続き、グランドスラム2大会連続での決勝進出を決めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
K.プリスコバ | K | K | K | K | 4 | ||||||
大坂なおみ | K | B | K | K | K | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
6.【準々決勝】大坂なおみ vs E.スビトリナ(6)(1月23日)
準々決勝では大坂選手は世界ランク7位(1月14日時点)のスビトリナ選手(ウクライナ)と対戦しました。スビトリナ選手は安定したストロークに定評のある選手であり、トップ8の選手しか出場できない2018年のWTAファイナルズで優勝しています。厳しい試合になることが予想されていました。試合結果は、大坂選手がセットカウント2-0でストレート勝ちでした。これで日本人初となる世界ランク3位が確定しました。
選手 | 1 | 2 | SET |
---|---|---|---|
大坂なおみ | 6 | 6 | 2 |
E.スビトリナ | 4 | 1 | 0 |
[第1セット] 6-4で奪う
第5ゲームまではお互いに競り合いながらもキープを続けます。第6ゲーム、スビトリナ選手のサーブでデュースとなりますが、そのあと大坂選手がポイントをとり、ブレークに成功。このゲームの後は一転してブレーク合戦となります。5-3で迎えた第9ゲーム、大坂選手のサービング・フォー・ザ・セットでしたが、スビトリナ選手にブレークされてしまいます。第10ゲームは逆に大坂選手がブレークし、このセットを奪いました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | K | K | B | B | B | 6 | ||||
E.スビトリナ | K | K | B | B | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 6-1を奪い勝利!
第2セットに入ると大坂選手の勢いが止まらなくなります。第1ゲームでサービスをキープし、5連続でゲームポイントを取ります。第7ゲームで大坂選手がサービスをキープし、勝利を決めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | B | K | B | K | K | 6 | |
E.スビトリナ | K | 1 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
7.【4回戦】大坂なおみ vs A.セバストワ(13)(1月21日)
大坂選手は対戦相手は世界ランク13位のアナスタシア・セバストワ選手(ラトビア)を4-6、6-3、6-4の逆転で破り、ベスト8進出を果たしました。選手 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
大坂なおみ | 4 | 6 | 6 | 2 |
A.セバストワ | 6 | 3 | 4 | 1 |
[第1セット] 4-6で落とす
大坂選手は、第3ゲームで相手にブレークを許し、そのまま4-6で第1セットを落としてしまいました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | K | K | K | 4 | ||||||
A.セバストワ | K | B | K | K | K | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 6-3で奪う
第2セットでは第6ゲームで大坂選手がブレークに成功し、セットカウント1-1のイーブンに戻しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | K | K | B | K | K | 6 | |||
A.セバストワ | K | K | K | 3 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-4で奪い勝利!
最終セットでは第1ゲームで大坂選手がいきなりブレークに成功。第6ゲームでは3度のデュースの末にサービスゲームを落とし、ゲームカウントは3-3に。直後の第7ゲームで大坂選手がブレークバックすると、そのままリードを守り切りました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | B | K | K | B | K | K | 6 | ||||
A.セバストワ | K | K | B | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
8.【3回戦】大坂なおみ vs シェシュウェイ(28)(1月19日)
大坂選手は3回戦で世界ランク28位のシェシュウェイ選手(台湾)を5-7、6-4、6-1の逆転で破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たしました。選手 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
大坂なおみ | 5 | 6 | 6 | 2 |
シェ シュウェイ | 7 | 4 | 1 | 1 |
[第1セット] 5-7で落とす
序盤から左右にストロークを打ち分けてネットへ出てくるシュウェイ選手に大坂選手は大苦戦。第6ゲームでミスを重ねてしまい、シュウェイ選手が先にブレーク。第7ゲームから4ゲーム連取し、第10ゲームで大坂選手がサービング・フォー・ザ・セットを迎えますが、土壇場でシュウェイ選手にブレークバックされてしまう。第10ゲームから3ゲームを連取され、第1セットを落としました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | K | B | K | B | 5 | |||||||
シェ シュウェイ | K | K | K | B | B | K | B | 7 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 6-4で奪う
第2ゲームで大坂選手がミスを連発してシュウェイ選手に流れが傾きかけましたが、ポイントを取るとガッツポーズをつくり自身を鼓舞。第6ゲームから5ゲーム連取の猛攻で大坂選手が第2セットを奪いました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | K | B | K | B | K | 6 | ||||
シェ シュウェイ | K | B | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-1で奪い勝利!
ファイナルセットに入ると第1ゲームで大坂選手はブレークに成功。その後もウィナーを決めるなどしてリードを守り、大坂選手がセットカウント2-1でシェ シュウェイ選手に勝利しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | B | K | K | B | K | B | 6 | |
シェ シュウェイ | K | 1 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
9.【2回戦】大坂なおみ vs T.ジダンセク(78)(1月17日)
大坂選手は2回戦で世界ランク78位のタマラ・ジダンセク選手(スロベニア)と対戦し、セットカウント2-0でストレート勝ちしました。選手 | 1 | 2 | SET |
---|---|---|---|
大坂なおみ | 6 | 6 | 2 |
T.ジダンセク | 2 | 4 | 0 |
[第1セット] 6-2で先取
第1ゲームでジダンセク選手のサービスをブレーク。その後、ブレーク合戦となりましたが、大坂選手が第1セットをセットカウント6-2で先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | B | K | B | K | B | K | 6 | ||
T.ジダンセク | K | B | 2 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 6-4で奪い勝利!
第2セットに入り、序盤はキープが続きましたが、大坂選手の2-3で迎えた第6ゲーム目にジダンセク選手が大坂選手のサービスをブレーク。それで火がついたのか大坂選手が一気に4ゲーム連取し、リネッタ選手を圧倒。大坂選手はストレートでリネッタ選手を破り、第3試合へと駒を進めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | K | B | K | B | K | 6 | ||||
T.ジダンセク | K | K | K | B | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
試合後のインタビューで大坂選手は「2度ブレークされたけど、サーブの調子はよかった。勝ててよかった」と試合を振り返り、「あまり見たことがなかった選手だったので、きょうの試合は難しかった」とコメントしました。同じコートの前の試合では、錦織選手ががフルセットの激闘を演じていましたが、それに対しては「見てました。ちょっと長い」と待たされた様子。3回戦の世界ランク28位のシェシュウェイ戦に向けては「もっといいプレーがしたい。彼女は特に最近、プレーのレベルが上がっていて、いいプレーをしているのでいい試合になると思う」と気を引き締めました。
10.【1回戦】大坂なおみ vs M.リネッテ(86)(1月15日)
大坂選手は1回戦で世界ランク86位のマグダ・リネッテ選手(ポーランド)と対戦し、セットカウント2-0でストレート勝ちしました。選手 | 1 | 2 | SET |
---|---|---|---|
大坂なおみ | 6 | 6 | 2 |
M.リネッテ | 4 | 2 | 0 |
[第1セット] 6-4で先取
第3ゲームでリネッタ選手との激しい打ち合いの末に先にブレークに成功。続く第4ゲームではブレークバックを許したが、第5ゲームで再びブレーク。その後、主導権を握り、第1セットを先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | B | B | K | K | K | 6 | ||||
M.リネッテ | K | B | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 6-2で奪い勝利!
第2セットに入っても大坂選手の勢いは衰えず、リネッタ選手を圧倒。第3ゲームでブレークに成功するとリードを守り、わずか58分でストレート勝ちをおさめました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大坂なおみ | K | B | K | K | B | K | 6 | ||
M.リネッテ | K | K | 2 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
11.出場大会・世界ランキング(レース)の内訳
大坂なおみ選手が出場のテニス大会の大会日程・試合予定・試合結果はこちらです。日程 | 大会名 | 試合結果 | WTA ポイント |
---|---|---|---|
2018年12月31日~01月06日 | ブリスベン国際 | ベスト4 | 185 |
2019年01月14日~01月27日 | 全豪オープン | 優勝 | 2,000 |
2019年02月25日~03月02日 | ドバイDuty Freeテニス選手権 | 2回戦敗退 | 1 |
2019年03月06日~03月17日 | BNPパリバ・オープン | 4回戦敗退 | 120 |
2019年03月19日~03月31日 | マイアミ・オープン | 3回戦敗退 | 65 |
2019年04月22日~04月28日 | ポルシェ・テニス・グランプリ | ||
世界ランキング(レース) | 2,371 |
※ 大坂なおみ選手の世界ランキング(レース)は4/15時点で2位。