2019年3月20日から開催されているマイアミ・オープン(アメリカ)に世界ランク7位(3月11日時点)の錦織圭選手が出場しました。錦織選手は第5シードで2回戦からの登場。初戦で世界44位のD.ラヨビッチ選手(セルビア)と対戦しましたが、セットカウント1-2で逆転負けを喫しました。
シード選手が順当に勝ち上がると、錦織選手は次の選手と対戦する予定でした。
試合 | 選手 | 世界 ランク |
---|---|---|
3回戦 | N.キリオス | 33位 |
4回戦 | K.コリッチ | 13位 |
準々決勝 | D.ティエム | 4位 |
準決勝 | N.ジョコビッチ | 1位 |
決勝 | A.ズべレフ | 3位 |
1.大会概要
マイアミ・オープンの大会概要はこちらです。大会名 | マイアミオープン |
---|---|
場所 | アメリカ(マイアミ) |
コート | ハード(室外) |
開催期間 | 2019年3月20日~3月31日 |
グレード | ATPマスターズ(1000) |
出場選手数 | 96 |
賞金総額 | $8,359,455 |
前回大会の優勝者 | ロジャー・フェデラー |
テレビ放送 | 【3月23日 深夜1:00~】GAORA/NHK BS1 |
2.シード選手の世界ランキング
トップシード選手(第16シードまで)および錦織選手の対戦相手の世界ランキング(3月18日時点)はこちらです。シード | 選手 | 国 | 世界 ランク |
ポイント (3/18) |
昨年結果 | 今回結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | N.ジョコビッチ | セルビア | 1位 | 10,990 | 2回戦敗退 | |
2 | A.ズベレフ | ドイツ | 3位 | 6,630 | 準優勝 | |
3 | D.ティエム | オーストリア | 4位 | 4,755 | – | |
4 | R.フェデラー | スイス | 5位 | 4,600 | 2回戦敗退 | |
5 | 錦織圭 | 日本 | 6位 | 4,235 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 |
6 | K.アンダーソン | 南アフリカ | 7位 | 4,115 | ベスト8 | |
7 | J.イスナー | アメリカ | 9位 | 3,485 | 優勝 | 3回戦進出 |
8 | S.チチパス | ギリシャ | 10位 | 3,160 | 1回戦敗退 | |
9 | M.チリッチ | クロアチア | 11位 | 3,095 | 4回戦敗退 | |
10 | K.カチャノフ | ロシア | 12位 | 2,845 | 3回戦敗退 | |
11 | B.コリッチ | クロアチア | 13位 | 2,345 | ベスト8 | 3回戦進出 |
12 | M.ラオニッチ | カナダ | 14位 | 2,275 | ベスト8 | 3回戦進出 |
13 | D.メドベージェフ | ロシア | 15位 | 2,230 | 2回戦敗退 | |
14 | M.チェッキナート | イタリア | 16位 | 2,021 | – | |
15 | F.フォニーニ | イタリア | 17位 | 1,885 | 3回戦敗退 | |
16 | G.モンフィス | フランス | 18位 | 1,875 | – | |
27 | N.キリオス | オーストラリア | 33位 | 1,215 | 4回戦敗退 | 3回戦進出 |
D.ラヨビッチ | セルビア | 44位 | 1,010 | 2回戦敗退 | 3回戦進出 |
3.錦織選手の試合結果
初戦の相手は世界44位のD.ラヨビッチ選手。錦織選手はセットカウント1-2で逆転負けを喫し、2回戦敗退となりました。選手 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
D.ラヨビッチ | 2 | 6 | 6 | 2 |
錦織圭[5] | 6 | 2 | 3 | 1 |
[第1セット] 6-2で奪う
立ち上がりから互いにサービスゲームのキープが続きます。第6ゲーム、ラヨビッチ選手のダブルフォルトから0-40とチャンスを得た錦織選手がこのゲームをラブゲームでブレーク。さらに5-3で迎えた第8ゲームでも錦織選手がブレークに成功。4ゲームを連取した錦織選手が第1セットを6-2で先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
D.ラヨビッチ | K | K | 2 | ||||||
錦織圭[5] | K | K | K | B | K | B | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 2-6で落とす
互いにサービスキープ後の第3ゲームで、錦織選手は0-40とブレークのピンチを迎え、ラヨビッチ選手にブレークを許してしまいます。第5ゲーム、第7ゲームでもラヨビッチ選手にブレークを許し、ラヨビッチ選手が第2セットを6-2で獲得しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
D.ラヨビッチ | K | B | K | B | B | K | 6 | ||
錦織圭[5] | K | B | 2 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 3-6で落とし敗北
第2セットを獲得した勢いでラヨビッチ選手が有利に展開。第7ゲームでラヨビッチ選手がブレークのチャンス。ここで錦織選手が痛恨のダブルフォルトでブレークを許してしまいます。続く第8ゲームで錦織選手が意地を見せ2度のブレークポイントを握りますが、ラヨビッチ選手はこのゲームをキープ。あとのない錦織選手は第9ゲームでミスを連発。ラヨビッチ選手にブレークを許してしまいます。6-3でラヨビッチ選手が第3セットを奪い、錦織選手は逆転負けで2回戦敗退となりました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
D.ラヨビッチ | K | K | K | B | K | B | 6 | |||
錦織圭[5] | K | K | K | 3 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク