勝ち残っている将棋の八大タイトル戦(竜王戦・名人戦・叡王戦・王座戦・王位戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦)および、一般棋戦(銀河戦・朝日杯・HNK杯・日本シリーズ)の2021年度の対局予定・対局結果をお伝えします。将棋界で『最年少四冠獲得!』『29連勝達成!』など、様々な快挙を見せてくれる藤井聡太竜王。タイトル八冠の獲得に期待をしながら、藤井聡太竜王の活躍を応援していきます。
【更新日:2022年1月2日】
- 1.対局予定・結果(2021年度)
- 2.各棋戦の勝ち残り状況
- 3.年間スケジュール(2020/2021年度)
- 4.竜王戦(第34期)☆タイトル獲得⇒4勝0敗
- 5.名人戦(第80期)●挑戦権なし・8勝1敗
- 6.王位戦(第62期)☆4勝1敗⇒タイトル防衛
- 7.王座戦(第69期)●本戦1回戦で深浦九段に敗れる
- 8.棋王戦(第47期)●本戦3回戦で斎藤(慎)八段に敗れる
- 9.叡王戦(第6期) ☆3勝2敗⇒タイトル獲得
- 10.王将戦(第71期)○タイトル挑戦
- 11.棋聖戦(第91期)☆3勝0敗⇒タイトル防衛
- 12.朝日杯(第15回)○対局前
- 13.銀河戦(第29期)●本戦準決勝で渡辺三冠に敗れる
- 14.NHK杯(第71回)●本戦2回戦で深浦九段に敗れる
- 15.将棋日本シリーズ(第42回)★準優勝
1.対局予定・結果(2021年度)
藤井聡太竜王の今年度の対局予定・結果はこちらです。No | 対局日 | 対局相手 | 棋戦 | 結果 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年4月9日 | 広瀬章人八段 | 第6期叡王戦 八段戦 決勝 | ○ | 75手で勝ち |
2 | 2021年4月16日 | 八代弥七段 | 第34期竜王戦 2組 ランキング戦 決勝 | ○ | 107手で勝ち |
3 | 2021年5月6日 | 深浦康市九段 | 第69期王座戦 本戦 1回戦 | ● | 105手で負け |
4 | 2021年5月13日 | 三浦弘行九段 | 第80期順位戦 B級1組 1回戦 | ○ | 109手で勝ち |
5 | 2021年5月17日 | 行方尚史九段 | 第6期叡王戦 本戦 1回戦 | ○ | 80手で勝ち |
6 | 2021年5月25日 | 佐々木勇気七段 | 第29期銀河戦 Hブロック 11回戦 | ○ | 105手で勝ち |
7 | 2021年5月31日 | 永瀬拓矢王座 | 第6期叡王戦 本戦 2回戦 | ○ | 138手で勝ち |
8 | 2021年6月3日 | 稲葉陽八段 | 第80期順位戦 B級1組 2回戦 | ● | 165手で負け |
9 | 2021年6月6日 | 渡辺明三冠 | 第92期棋聖戦 タイトル戦 第1局 | ○ | 90手で勝ち |
10 | 2021年6月13日 | 屋敷伸之九段 | 第80期順位戦 B級1組 3回戦 | ○ | 130手で勝ち |
11 | 2021年6月18日 | 渡辺明三冠 | 第92期棋聖戦 タイトル戦 第2局 | ○ | 171手で勝ち |
12 | 2021年6月22日 | 丸山忠久九段 | 第6期叡王戦 本戦 準決勝 | ○ | 87手で勝ち |
13 | 2021年6月26日 | 斎藤慎太郎八段 | 第6期叡王戦 本戦 決勝 | ○ | 114手で勝ち |
14 | 2021年6月29日 | 豊島将之二冠 | 第62期王位戦 タイトル戦 第1局 | ● | 104手で負け |
15 | 2021年7月3日 | 渡辺明三冠 | 第92期棋聖戦 タイトル戦 第3局 | ○ | 100手で勝ち |
16 | 2021年7月6日 | 久保利明九段 | 第80期順位戦 B級1組 4回戦 | ○ | 117手で勝ち |
17 | 2021年7月10日 | 山崎隆之八段 | 第34期竜王戦 本戦 準々決勝 | ○ | 94手で勝ち |
18 | 2021年7月13日 | 豊島将之二冠 | 第62期王位戦 タイトル戦 第2局 | ○ | 102手で勝ち |
19 | 2021年7月21日 | 豊島将之二冠 | 第62期王位戦 タイトル戦 第3局 | ○ | 117手で勝ち |
20 | 2021年7月25日 | 豊島将之二冠 | 第6期叡王戦 タイトル戦 第1局 | ○ | 95手で勝ち |
21 | 2021年7月27日 | 斎藤明日斗四段 | 第29期銀河戦 決勝T 1回戦 | ○ | 83手で勝ち |
22 | 2021年7月30日 | 石田直裕五段 | 第71期王将戦 二次予選 2回戦 | ○ | 85手で勝ち |
23 | 2021年8月3日 | 豊島将之二冠 | 第6期叡王戦 タイトル戦 第2局 | ● | 161手で負け |
24 | 2021年8月6日 | 八代弥七段 | 第34期竜王戦 本戦 準決勝 | ○ | 96手で勝ち |
25 | 2021年8月9日 | 豊島将之二冠 | 第6期叡王戦 タイトル戦 第3局 | ○ | 121手で勝ち |
26 | 2021年8月12日 | 永瀬拓矢王座 | 第34期竜王戦 挑戦者決定戦 第1局 | ○ | 184手で勝ち |
27 | 2021年8月16日 | 稲葉陽八段 | 第71期王将戦 二次予選 決勝 | ○ | 106手で勝ち |
28 | 2021年8月18日 | 豊島将之二冠 | 第62期王位戦 タイトル戦 第4局 | ○ | 140手で勝ち |
29 | 2021年8月22日 | 豊島将之二冠 | 第6期叡王戦 タイトル戦 第4局 | ● | 91手で負け |
30 | 2021年8月24日 | 豊島将之二冠 | 第62期王位戦 タイトル戦 第5局 | ○ | 77手で勝ち |
31 | 2021年8月30日 | 永瀬拓矢王座 | 第34期竜王戦 挑戦者決定戦 第2局 | ○ | 77手で勝ち |
32 | 2021年9月2日 | 斎藤明日斗四段 | 第47期棋王戦 本戦 2回戦 | ○ | 105手で勝ち |
33 | 2021年9月3日 | 佐々木大地五段 | 第29期銀河戦 決勝T 2回戦 | ○ | 159手で勝ち |
34 | 2021年9月13日 | 豊島将之二冠 | 第6期叡王戦 タイトル戦 第5局 | ○ | 111手で勝ち |
35 | 2021年9月14日 | 渡辺明三冠 | 第29期銀河戦 決勝T 準決勝 | ● | 106手で負け |
36 | 2021年9月17日 | 斎藤慎太郎八段 | 第47期棋王戦 本戦 3回戦 | ● | 109手で負け |
37 | 2021年9月20日 | 木村一基九段 | 第80期順位戦 B級1組 5回戦 | ○ | 87手で勝ち |
38 | 2021年9月25日 | 千田翔太七段 | 第42回日本シリーズ 本戦 2回戦 | ○ | 113手で勝ち |
39 | 2021年9月27日 | 糸谷哲郎八段 | 第71期王将戦 挑戦者決定リーグ戦 1回戦 | ○ | 82手で勝ち |
40 | 2021年9月30日 | 横山泰明七段 | 第80期順位戦 B級1組 6回戦 | ○ | 106手で勝ち |
41 | 2021年10月4日 | 広瀬章人八段 | 第71期王将戦 挑戦者決定リーグ戦 6回戦 | ○ | 67手で勝ち |
42 | 2021年10月8日 | 豊島将之九段 | 第34期竜王戦 タイトル戦 第1局 | ○ | 123手で勝ち |
43 | 2021年10月21日 | 郷田真隆九段 | 第80期順位戦 B級1組 7回戦 | ○ | 106手で勝ち |
44 | 2021年10月22日 | 豊島将之九段 | 第34期竜王戦 タイトル戦 第2局 | ○ | 70手で勝ち |
45 | 2021年10月30日 | 豊島将之九段 | 第34期竜王戦 タイトル戦 第3局 | ○ | 93手で勝ち |
46 | 2021年10月31日 | 深浦康市九段 | 第71回NHK杯戦 本戦 2回戦 | ● | 95手で負け |
47 | 2021年11月3日 | 永瀬拓矢王座 | 第42回日本シリーズ 本戦 準決勝 | ○ | 99手で勝ち |
48 | 2021年11月5日 | 豊島将之九段 | 第71期王将戦 挑戦者決定リーグ戦 3回戦 | ○ | 101手で勝ち |
49 | 2021年11月9日 | 羽生善治九段 | 第71期王将戦 挑戦者決定リーグ戦 5回戦 | ○ | 106手で勝ち |
50 | 2021年11月12日 | 豊島将之九段 | 第34期竜王戦 タイトル戦 第4局 | ○ | 122手で勝ち |
51 | 2021年11月16日 | 松尾歩八段 | 第80期順位戦 B級1組 8回戦 | ○ | 89手で勝ち |
52 | 2021年11月19日 | 近藤誠也七段 | 第71期王将戦 挑戦者決定リーグ戦 2回戦 | ○ | 91手で勝ち |
53 | 2021年11月21日 | 豊島将之九段 | 第42回日本シリーズ 本戦 決勝 | ● | 95手で負け |
54 | 2021年11月24日 | 永瀬拓矢王座 | 第71期王将戦 挑戦者決定リーグ戦 7回戦 | ● | 101手で負け |
55 | 2021年12月2日 | 近藤誠也七段 | 第80期順位戦 B級1組 9回戦 | ○ | 114手で勝ち |
56 | 2022年1月9日 | 渡辺明三冠 | 第71期王将戦 タイトル戦 第1局 | ||
57 | 2022年1月13日 | 千田翔太七段 | 第80期順位戦 B級1組 11回戦 | ||
58 | 2022年1月16日 | 船江恒平六段 | 第15回朝日杯 本戦 | ||
59 | 2022年1月22日 | 渡辺明三冠 | 第71期王将戦 タイトル戦 第2局 | ||
60 | 2022年1月29日 | 渡辺明三冠 | 第71期王将戦 タイトル戦 第3局 | ||
61 | 2022年2月3日 | 阿久津主税八段 | 第80期順位戦 B級1組 12回戦 | ||
62 | 2022年2月26日 | 渡辺明三冠 | 第71期王将戦 タイトル戦 第4局 | ||
63 | 2022年2月26日 | 渡辺明三冠 | 第71期王将戦 タイトル戦 第5局 | ||
64 | 2022年3月9日 | 佐々木勇気七段 | 第80期順位戦 B級1組 13回戦 | ||
65 | 2022年3月12日 | 渡辺明三冠 | 第71期王将戦 タイトル戦 第6局 | ||
66 | 2022年3月26日 | 渡辺明三冠 | 第71期王将戦 タイトル戦 第7局 | ||
67 | 2022年11月1日 | (未定) | 第30期銀河戦 Gブロック 11回戦 | ||
68 | (未定) | 第35期竜王戦 タイトル戦 | |||
69 | (未定) | 第93期棋聖戦 タイトル戦 | |||
70 | (未定) | 第63期王位戦 タイトル戦 | |||
71 | (未定) | 第70期王座戦 本戦 | |||
72 | (未定) | 第7期叡王戦 タイトル戦 |
2.各棋戦の勝ち残り状況
(1)タイトル戦
2020年度と2021年度の成績と比較しながら、藤井聡太竜王の対局結果をお伝えします。2020年 | 2021年 | |||||
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竜王戦 | 第33期 | 本戦・3回戦 | ●丸山 | 第34期 | タイトル戦 | ☆タイトル獲得 |
名人戦 | 第79期 | 挑戦権なし(B級2組) | 9勝0敗 B級1組昇級 |
第80期 | 挑戦権なし(B級1組) | 8勝1敗 |
叡王戦 | 第5期 | 七段戦・2回戦 | ●村山 | 第6期 | タイトル戦 | ☆タイトル獲得 |
王位戦 | 第61期 | タイトル戦 | ☆タイトル獲得 | 第62期 | タイトル戦 | ☆タイトル防衛 |
王座戦 | 第68期 | 二次予選・決勝 | ●大橋 | 第69期 | 本戦 1回戦 | ●深浦 |
棋王戦 | 第46期 | 予選 3回戦 | ●出口 | 第47期 | 本戦 3回戦 | ●斎藤(慎) |
王将戦 | 第70期 | 挑戦者決定リーグ | ●3勝3敗 | 第71期 | タイトル戦 | ○挑戦権獲得 |
棋聖戦 | 第91期 | タイトル戦 | ☆タイトル獲得 | 第92期 | タイトル戦 | ☆タイトル防衛 |
※○は勝ち残り。●は敗退。
(2)タイトル戦以外の棋戦
2020年度と2021年度の成績と比較しながら、藤井聡太竜王の対局結果をお伝えします。2020年 | 2021年 | |||||
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朝日杯 | 第14回 | 本戦 決勝 | ☆優勝 | 第15回 | 本戦 | ○ |
銀河戦 | 第28期 | 決勝T 決勝 | ☆優勝 | 第29期 | 決勝T 準決勝 | ●渡辺 |
NHK杯 | 第70回 | 本戦 2回戦 | ●木村 | 第71回 | 本戦 2回戦 | ●深浦 |
日本シリーズ | 第41回 | 本戦 2回戦 | ●豊島 | 第42回 | 本戦 決勝 | ●豊島 |
※○は勝ち残り。●は敗退。
3.年間スケジュール(2020/2021年度)
各タイトル戦の年間スケジュールを一覧にまとめました。現在進行中の部分を赤色にしました。(1)タイトル戦
2020年 | 2021年 | 2022年 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
竜王戦 | 第33期(2020)⇒終了 | |||||||||||||||||||||||
|
決勝T (2019) |
七番 勝負 |
||||||||||||||||||||||
第34期⇒終了 | ||||||||||||||||||||||||
ランキング戦 | 決勝 トーナメント |
七番 勝負 |
|
|||||||||||||||||||||
名人戦 | 第79期(2020)⇒終了 | |||||||||||||||||||||||
|
順位戦 | 七番勝負 | ||||||||||||||||||||||
第80期 | ||||||||||||||||||||||||
|
順位戦 | |||||||||||||||||||||||
2020年 | 2021年 | 2022年 | ||||||||||||||||||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
王位戦 | 第62期(2020)⇒終了 | |||||||||||||||||||||||
|
予選トーナメント | 挑戦者 決定リーグ |
七番勝負 | |||||||||||||||||||||
第63期 | ||||||||||||||||||||||||
|
予選トーナメント | |||||||||||||||||||||||
王座戦 | 第69期(2020) | |||||||||||||||||||||||
|
一次予選 | 二次 予選 |
挑戦者決定 トーナメント |
五番 勝負 |
||||||||||||||||||||
第70期 | ||||||||||||||||||||||||
|
一次予選 | 二次 予選 |
||||||||||||||||||||||
2020年 | 2021年 | 2022年 | ||||||||||||||||||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
棋王戦 | 第46期(2020)⇒終了 | |||||||||||||||||||||||
予選T | 本戦 トーナメント |
五番 勝負 |
|
|||||||||||||||||||||
第47期 | ||||||||||||||||||||||||
|
予選トーナメント | 本戦 トーナメント |
五番 勝負 |
|||||||||||||||||||||
叡王戦 | 第6期(2020)⇒終了 | |||||||||||||||||||||||
|
段位別予選 | 本戦トーナメント | 七番勝負 | |||||||||||||||||||||
第7期 | ||||||||||||||||||||||||
|
段位別予選 | 本戦トーナメント | ||||||||||||||||||||||
2020年 | 2021年 | 2022年 | ||||||||||||||||||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
王将戦 | 第70期(2020)⇒終了 | |||||||||||||||||||||||
一次 予選 |
二次 予選 |
挑戦者決定 リーグ戦 |
七番 勝負 |
|||||||||||||||||||||
第71期 | ||||||||||||||||||||||||
|
一次予選 | 二次 予選 |
挑戦者決定 リーグ戦 |
七番 勝負 |
||||||||||||||||||||
棋聖戦 | 第92期(2020)⇒終了 | |||||||||||||||||||||||
|
一次予選 | 二次 予選 |
決勝T | 五番 勝負 |
||||||||||||||||||||
第93期 | ||||||||||||||||||||||||
|
一次予選 | 二次 予選 |
(2)タイトル戦以外の棋戦
2020年 | 2021年 | 2022年 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
朝日杯 | 第15回 | |||||||||||||||||||||||
一次予選・二次予選 | 本戦T | |
||||||||||||||||||||||
銀河戦 | 第29期 | |||||||||||||||||||||||
予選・本戦トーナメント | 決勝T | |
||||||||||||||||||||||
2020年 | 2021年 | 2022年 | ||||||||||||||||||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
NHK杯 | 第71回 | |||||||||||||||||||||||
|
本戦トーナメント | |||||||||||||||||||||||
JT杯 | 第42回 | |||||||||||||||||||||||
|
本戦トーナメント |
4.竜王戦(第34期)☆タイトル獲得⇒4勝0敗
竜王戦は、読売新聞社及び日本将棋連盟主催の将棋の棋戦で、タイトル戦のひとつ。第1期は1987年であるが、前身の十段戦、さらにその前身の九段戦(第1期は1950年)から数えると、タイトル戦の中で名人戦(第1期は1935 – 1937年)に次いで2番目に長い歴史を有しています。 竜王位は名人位とともに、別格のタイトルとされています。今期は竜王戦2組にいる藤井三冠。デビュー1年目に竜王戦6組で優勝した藤井七段は、竜王戦5組、4組、3組と毎年連続で優勝。2021年4月16日に行われた2組ランキング戦・決勝戦でも勝利し、竜王戦史上初の「5年連続優勝」を達成しました。さらに竜王戦決勝トーナメントを勝ち抜き、挑戦者決定三番勝負で、永瀬拓矢王座に勝利。豊島将之九段へのタイトル挑戦権を獲得し、タイトル四冠の期待がかかります。
棋戦名 | 竜王戦 |
---|---|
主催 | 読売新聞社 日本将棋連盟 |
賞金 | 優勝:4,400万円、挑戦者決定三番勝負の対局料:460万円 |
持ち時間 | 残留決定戦:3時間(チェスクロック使用) 予選・本戦:5時間 タイトル戦:8時間(2日制) |
番勝負 | 七番勝負 |
公式サイト | 日本将棋連盟(竜王戦) 竜王戦中継サイト |
現竜王 | 豊島将之(2期連続) |
永世資格者 | 渡辺明(11期) 羽生善治(7期) |
■ 永世竜王
永世称号である永世竜王は、竜王位を連続5期もしくは通算7期以上保持した棋士に与えられます。2021年10月現在、永世竜王の資格を持つ棋士は、渡辺明と羽生善治の2名です。
対局日 | 対局相手 | 勝敗 | コメント | ||
---|---|---|---|---|---|
2組ランキング戦 | 1回戦 | 2021年1月29日 | 阿久津主税八段 | ○ | 93手で勝利 |
2回戦 | 2021年2月18日 | 広瀬章人八段 | ○ | 103手で勝利 | |
準決勝 | 2021年3月23日 | 松尾歩八段 | ○ | 75手で勝利 | |
決勝 | 2021年4月16日 | 八代弥七段 | ○ | 107手で勝ち | |
決勝トーナメント | 準々決勝 | 2021年7月10日 | 山崎隆之八段 | ○ | 94手で勝ち |
準決勝 | 2021年8月6日 | 八代弥七段 | ○ | 96手で勝ち |
※2組ランキング戦 … 優勝賞金:366万円、準優勝賞金:94万円。昇級4名(1・2位は本戦出場)・降級4名。
第1局 8/12 |
第2局 8/30 |
第3局 9/9 |
勝敗 | |
---|---|---|---|---|
藤井聡太竜王 | ○ | ○ | - | 2勝0敗 |
永瀬拓矢王座 | ● | ● | - | 0勝2敗 |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 第6局 | 第7局 | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10/8 10/9 |
10/22 10/23 |
10/30 10/31 |
11/12 11/13 |
11/26 11/27 |
12/4 12/5 |
12/17 12/18 |
||
豊島将之竜王 | ● | ● | ● | ● | - | - | - | 4敗 |
藤井聡太竜王 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | - | 4勝 |
123手 | 70手 | 93手 | 122手 | - | - | - |
日程 | 場所 | ||
---|---|---|---|
第1局 | 10月8日、9日 | セルリアンタワー能楽堂 | 東京都渋谷区 |
第2局 | 10月22日、23日 | 総本山仁和寺 | 京都府京都市 |
第3局 | 10月30日、31日 | 雨情の宿 新つた | 福島県いわき市 |
第4局 | 11月12日、13日 | ANAクラウンプラザホテル宇部 | 山口県宇部市 |
第5局 | 11月26日、27日 | 円通寺 | 岡山県倉敷市 |
第6局 | 12月4日、5日 | 指宿白水館 | 鹿児島県指宿市 |
第7局 | 12月17日、18日 | 常磐ホテル | 山梨県甲府市 |
5.名人戦(第80期)●挑戦権なし・8勝1敗
名人戦は毎日新聞社・朝日新聞社が主催しているタイトル戦で、タイトル戦の中で一番長い歴史を有し、名人位は竜王位とともにプロ将棋界の頂点とされています。名人になるには順位戦でA級まで上り詰める必要があるため、A級になることが当面の目標です。棋戦名 | 名人戦 |
---|---|
主催 | 毎日新聞社・朝日新聞社 |
優勝賞金 | 2,000万円 |
公式サイト | 日本将棋連盟(名人戦) 名人戦棋譜速報 |
現名人 | 渡辺明(2期連続) |
永世資格者 | 木村義雄(8期) 大山康晴(18期) 中原誠(15期) 谷川浩司(5期) 森内俊之(8期) 羽生善治(9期) ※永世名人は、名人位を通算5期以上保持した棋士に与えられます。 |
対局日 | 相手 | 勝敗 | コメント | |
---|---|---|---|---|
1回戦 | 2021年5月13日 | 三浦弘行九段 | ○ | 109手で勝ち |
2回戦 | 2021年6月3日 | 稲葉陽八段 | ● | 165手で負け |
3回戦 | 2021年6月13日 | 屋敷伸之九段 | ○ | 130手で勝ち |
4回戦 | 2021年7月6日 | 久保利明九段 | ○ | 117手で勝ち |
5回戦 | 2021年9月20日 | 木村一基九段 | ○ | 87手で勝ち |
6回戦 | 2021年9月30日 | 横山泰明七段 | ○ | 106手で勝ち |
7回戦 | 2021年10月21日 | 郷田真隆九段 | ○ | 106手で勝ち |
8回戦 | 2021年11月16日 | 松尾歩八段 | ○ | 89手で勝ち |
9回戦 | 2021年12月2日 | 近藤誠也七段 | ○ | 114手で勝ち |
10回戦 | - | - | - | - |
11回戦 | 2021年1月13日 | 千田翔太七段 | ||
12回戦 | 2021年2月3日 | 阿久津主税八段 | ||
13回戦 | 2021年3月9日 | 佐々木勇気七段 |
※順位戦 B級1組 … 昇級2名 降級3名/持時間 各6時間。
第1局 |
第2局 |
第3局 |
第4局 |
第5局 |
第6局 |
第7局 |
勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
渡辺明三冠 | 0勝0敗 | |||||||
0勝0敗 |
6.王位戦(第62期)☆4勝1敗⇒タイトル防衛
王位戦はブロック紙3社連合(北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社)、神戸新聞社、徳島新聞社が主催しているタイトル戦です。棋戦名 | 王位戦 |
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主催 | ブロック紙3社連合(北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社) 神戸新聞社 徳島新聞社 |
優勝賞金 | 1,000万円 |
公式サイト | 日本将棋連盟(王位戦) 王位戦中継サイト |
現王位 | 藤井聡太(2期連続) |
永世資格者 | 大山康晴(12期) 中原誠(8期) 羽生善治(18期) ※永世王位は、王位を通算10期もしくは連続5期以上保持した棋士に与えられます。 |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 第6局 | 第7局 | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6/29 6/30 |
7/13 7/14 |
7/21 7/22 |
8/18 8/19 |
8/24 8/25 |
9/6 9/7 |
9/28 9/29 |
||
藤井聡太王位 | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ― | ― | 4勝1敗 |
豊島将之二冠 | ○ | ● | ● | ● | ● | ― | ― | 1勝4敗 |
104手 | 102手 | 117手 | 140手 | 77手 |
■ 藤井聡太王位、豊島将之九段に勝ち越せば「藤井時代」に王手? 叡王戦五番勝負がカギに
[AERA 2021/9/3(金) 11:30配信]
藤井聡太王位が豊島将之九段を下し、防衛に成功した。棋聖戦でも渡辺明名人を破って防衛している。このままの勢いで将棋界に「藤井時代」をもたらすのか。そのひとつのカギとなるのが、現在進行中の叡王戦五番勝負だ。AERA 2021年9月6日号で取り上げた。
7.王座戦(第69期)●本戦1回戦で深浦九段に敗れる
王座戦は日本経済新聞社が主催しているタイトル戦です。棋戦名 | 王座戦 |
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主催 | 日本経済新聞社 |
優勝賞金 | 800万円 |
公式サイト | 日本将棋連盟(王座戦) 王座戦中継サイト |
現王座 | 永瀬拓矢(3期連続) |
永世資格者 | 中原誠(5期) 羽生善治(24期) ※名誉王座は、王座を連続5期もしくは通算10期以上保持した棋士に与えられます。 |
対局日 | 対局相手 | 勝敗 | コメント | ||
---|---|---|---|---|---|
本戦 トーナメント |
1回戦 | 2021年5月6日 | 深浦康市九段 | ● | 105手で負け |
2回戦 | |||||
準決勝 | |||||
決勝 |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9月1日 | 9月15日 | 9月22日 | 10月5日 | 10月12日 | ||
永瀬拓矢王座 | ● | ○ | ○ | ○ | - | 3勝1敗 |
木村一基九段 | ○ | ● | ● | ● | - | 1勝3敗 |
128手 | 100手 | 131手 | 122手 | - |
■ 「望外の3連覇」永瀬拓矢王座が防衛 木村一基九段は「受け」きれず
[朝日新聞デジタル 2021年10月5日 21時54分]
将棋の第69期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)の第4局が5日、神戸市で指され、永瀬拓矢王座(29)が挑戦者の木村一基(かずき)九段(48)に122手で勝ち、シリーズ成績を3勝1敗として王座のタイトルを防衛した。これで永瀬王座のタイトル獲得は4期(王座3期、叡王1期)となり、王座戦は第67期で奪取した後、2期連続で防衛し、3連覇となった。
8.棋王戦(第47期)●本戦3回戦で斎藤(慎)八段に敗れる
棋王戦は共同通信社が主催しているタイトル戦です。棋戦名 | 棋王戦 |
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主催 | 共同通信社 |
優勝賞金 | 600万円 |
公式サイト | 日本将棋連盟(棋王戦) 棋王戦中継サイト |
現棋王 | 渡辺明(9期連続) |
永世資格者 | 羽生善治(連続12期) 渡辺明(連続7期) ※永世棋王は、棋王位を連続5期以上保持した棋士に与えられます。 |
対局日 | 対局相手 | 勝敗 | コメント | ||
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本戦トーナメント | 2回戦 | 2021年9月2日 | 斎藤明日斗四段 | ○ | 105手で勝ち |
3回戦 | 2021年9月17日 | 斎藤慎太郎八段 | ● | 109手で勝ち | |
準々決勝 | |||||
準決勝 | |||||
決勝 |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 勝敗 | |
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渡辺明棋王 | ||||||
9.叡王戦(第6期) ☆3勝2敗⇒タイトル獲得
叡王戦は、不二家及び日本将棋連盟主催の将棋の棋戦で、タイトル戦のひとつ。2015年度にドワンゴ主催で一般棋戦として第1期が開始され、2017年度の第3期からタイトル戦に昇格した一番新しいタイトル戦です。番勝負の勝者は叡王のタイトル称号を得ます。棋戦名 | 叡王戦 |
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主催 | 不二家、日本将棋連盟 |
優勝賞金 | 非公表 |
公式サイト | 日本将棋連盟(叡王戦) 叡王戦中継サイト 叡王戦公式HP |
現叡王 | 藤井聡太(1期目) |
永世資格者 | 未制定 |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|---|
7/25 | 8/3 | 8/9 | 8/22 | 9/13 | ||
豊島将之叡王 | ● | ○ | ● | ○ | ● | 2勝3敗 |
藤井聡太二冠 | ○ | ● | ○ | ● | ○ | 3勝2敗 |
95手 | 161手 | 121手 | 91手 | 111手 |
■ 将棋 藤井聡太二冠 “三冠” かけた「叡王戦」は最終局へ
[NHK 2021年8月22日 18時29分]
将棋の藤井聡太二冠が史上最年少での「三冠」をかけて挑んだ「叡王戦」五番勝負の第4局でタイトルを持つ豊島将之二冠が勝って2勝2敗の五分に持ち込みました。
勝負の行方は9月の最終局へともつれ込みました。
10.王将戦(第71期)○タイトル挑戦
王将戦は、スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社、及び日本将棋連盟主催の将棋の棋戦で、タイトル戦のひとつです。その名の通り、駒の「王将」から命名されました。1950年に一般棋戦として創設され、翌1951年(1期)にタイトル戦に格上げされました。七番勝負の勝者は王将のタイトル称号を得ることができます。2021年度の第71期は、綜合警備保障が特別協賛に加わり、正式名称をALSOK杯王将戦として開催されています。棋戦名 | 大阪王将杯王将戦 |
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主催 | スポーツニッポン新聞社 毎日新聞社 日本将棋連盟 綜合警備保障(特別協賛) |
優勝賞金 | 300万円 |
持ち時間 | 予選:3時間 挑戦者決定リーグ:4時間 タイトル戦:8時間(2日制) |
番勝負 | 七番勝負 |
公式サイト | 日本将棋連盟(王将戦) 毎日新聞ニュースサイト |
現王将 | 渡辺明(3期連続) |
永世資格者 | 大山康晴(20期) 羽生善治(12期) |
■ 永世王将
永世称号である「永世王将」は、王将位を通算10期以上保持した棋士に与えられます。2018年3月現在、永世王将の棋士は大山康晴。永世王将の資格を持つ棋士は羽生善治。なお、大山は1973年の王将失冠(無冠)後、長年に渡るタイトル保持者としての功績により、特例的に現役で永世王将を名乗っていました。
順位 | 棋士 | 番付 | 勝敗 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 | 6回戦 | 7回戦 |
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1 挑戦 |
藤井聡太竜王 | 5 | 5勝1敗 | ○ 糸谷 |
○ 近藤誠 |
○ 豊島 |
- | ○ 羽生 |
○ 広瀬 |
● 永瀬 |
2 | 永瀬拓矢王座 | 1 | 4勝2敗 | ○ 羽生 |
● 豊島 |
● 近藤誠 |
○ 広瀬 |
○ 糸谷 |
- | ○ 藤井聡 |
3 | 羽生善治九段 | 3 | 4勝2敗 | ● 永瀬 |
- | ○ 広瀬 |
○ 近藤誠 |
● 藤井聡 |
○ 豊島 |
○ 糸谷 |
4 | 近藤誠七段 | 5 | 4勝2敗 | ● 藤井聡 |
○ 永瀬 |
● 羽生 |
○ 広瀬 |
○ 糸谷 |
○ 豊島 |
- |
5 陥落 |
豊島将之九段 | 2 | 2勝4敗 | ● 広瀬 |
○ 永瀬 |
● 藤井聡 |
○ 糸谷 |
- | ● 羽生 |
● 近藤誠 |
6 陥落 |
広瀬章人八段 | 4 | 2勝4敗 | ○ 豊島 |
○ 糸谷 |
● 羽生 |
● 永瀬 |
● 近藤誠 |
● 藤井聡 |
- |
7 陥落 |
糸谷哲郎八段 | 5 | 0勝6敗 | ● 藤井聡 |
● 広瀬 |
- | ● 豊島 |
● 永瀬 |
● 近藤誠 |
● 羽生 |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 第6局 | 第7局 | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1/9,10 | 1/22,23 | 1/29,30 | 2/11,12 | 2/26,27 | 3/12,13 | 3/26,27 | ||
渡辺明王将 | ||||||||
藤井聡太竜王 | ||||||||
11.棋聖戦(第91期)☆3勝0敗⇒タイトル防衛
棋聖戦は、産業経済新聞社及び日本将棋連盟主催の将棋の棋戦で、タイトル戦のひとつ。五番勝負の勝者は棋聖のタイトル(称号)を得ます。産経新聞社主催の棋戦としては、1951年に開始した一般棋戦の産経杯が源流。産経杯は1954年に準タイトル戦の早指し王位決定戦となり、さらに1960年からはブロック紙三社連合の協力を得てタイトル戦の王位戦に格上げとなりました。1962年に産経新聞は王位戦を離脱し、新たに棋聖戦を開始しました。当初は年2回(前期・後期)開催でしたが、1995年からは年1回に変更。2018年4月からはヒューリックが特別協賛に入り、正式名称をヒューリック杯棋聖戦とすることとなりました。棋戦名 | ヒューリック杯棋聖戦 |
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主催 | 産業経済新聞社 日本将棋連盟 ヒューリック(特別協賛) |
優勝賞金 | 300万円 |
持ち時間 | 一次予選:1時間(チェスクロック使用) 二次予選:3時間 本戦・タイトル戦:4時間 |
番勝負 | 五番勝負 |
公式サイト | 日本将棋連盟(棋聖戦) 棋聖戦中継サイト |
現棋聖 | 藤井聡太(2期連続) |
永世資格者 | 大山康晴(16期) 中原誠(16期) 米長邦雄(7期) 羽生善治(16期) 佐藤康光(6期) |
■ 永世棋聖
永世称号である永世棋聖は、棋聖位を通算5期以上保持した棋士に与えられます。2018年7月現在、永世棋聖は大山康晴・中原誠・米長邦雄。永世棋聖の資格を持つ棋士は羽生善治・佐藤康光。なお、米長はフリークラス転出時に現役で永世棋聖を呼称。また、中原も60歳になった年度に現役で永世棋聖を呼称しました。
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 勝敗 | |
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6/6 | 6/18 | 7/3 | ||||
藤井聡太棋聖 | ○ | ○ | ○ | - | - | 3勝0敗 |
渡辺明三冠 | ● | ● | ● | - | - | 0勝3敗 |
90手 | 171手 | 100手 |
■ 棋聖戦五番勝負をストレートで勝利!藤井聡太、7月の対局を振り返る
[HOMINIS 2021/8/7(土) 19:00配信]
棋聖戦五番勝負をストレートで勝利し、タイトル初防衛を達成した藤井聡太竜王。これまで苦戦が続いていた豊島将之九段にも連勝を重ね、ダブルタイトル戦も視界良好だ。
12.朝日杯(第15回)○対局前
朝日杯将棋オープン戦は朝日新聞社主催の将棋の棋戦です。2006年度で終了した朝日オープン将棋選手権の後継棋戦として2007年に創設され、回次も第1回と改められました。棋戦名 | 朝日杯将棋オープン戦 |
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主催 | 朝日新聞社 |
優勝賞金 | 750万円 |
持ち時間 | 持ち時間は40分。持ち時間を使い切った後は1手1分未満。 |
公式サイト | 朝日杯将棋オープン中継サイト |
前回優勝者 | 藤井聡太竜王 |
■ シード
本戦シードは8人、二次予選シードは16人で、シード順位は以下のように定められています。第1回(2007年度)の「前回ベスト4」「前回本戦出場者」には、2006年度の朝日オープン将棋選手権の成績が適用されました。
・前回ベスト4
・タイトル保持者
・永世称号者
・全棋士参加棋戦優勝者
・前回本戦出場者
・順位戦上位者
対局日 | 対局相手 | 勝敗 | コメント | ||
---|---|---|---|---|---|
本戦 | 1回戦 | ||||
2回戦 | |||||
準決勝 | |||||
決勝 |
13.銀河戦(第29期)●本戦準決勝で渡辺三冠に敗れる
銀河戦は、囲碁将棋チャンネル主催の将棋のテレビ棋戦。双方の持ち時間が少ない早指し戦です。毎年8月から9月にかけて、決勝トーナメントが行われます。1991年度創設で、2000年から公式戦となりました。最多優勝は、羽生善治の7回です。銀河戦は同社のCS放送『囲碁・将棋チャンネル』で毎週火曜と木曜に放映されているほか、ネット配信も行われています。棋戦名 | 銀河戦 |
---|---|
主催 | 囲碁将棋チャンネル |
優勝賞金 | 未公表 |
持ち時間 | 持ち時間は各25分。切れたら1手30秒。 |
公式サイト | 日本将棋連盟(銀河戦) |
現銀河 | 藤井聡太竜王 |
対局日 | 対局相手 | 勝敗 | コメント | ||
---|---|---|---|---|---|
本戦T | 11回戦 | 2021年5月25日 | 佐々木勇気七段 | ○ | 105手で勝ち |
決勝T | 1回戦 | 2021年7月27日 | 斎藤明日斗四段 | ○ | 83手で勝ち |
2回戦 | 2021年9月3日 | 佐々木大地五段 | ○ | 159手で勝ち | |
準決勝 | 2021年9月14日 | 渡辺明三冠 | ● | 106手で負け | |
決勝 |
14.NHK杯(第71回)●本戦2回戦で深浦九段に敗れる
NHK杯テレビ将棋トーナメントは日本放送協会(NHK)が主催する将棋の棋戦であり、NHK Eテレで放送されているテレビ番組です。創設当初から第42回(1992年度)までは「NHK杯争奪 将棋トーナメント」と称されていました。対局者双方の持ち時間が少ない早指し戦であり、トーナメント方式で争われます。創設は1951年で、当時はラジオ番組(『室内遊戯の時間』)でした。テレビ放送は第12回(1962年度)から行われています。優勝者には「NHK杯選手権者」の称号が贈られ、次期の優勝者にその称号が贈られるまで主にNHKの将棋番組内や将棋講座テキスト(NHK出版)誌上で呼称されます。棋戦名 | NHK杯テレビ将棋トーナメント |
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主催 | NHK |
優勝賞金 | 未公表 |
持ち時間 | 予選:20分 本戦:10分 + 1分 × 10回(考慮時間) |
公式サイト | NHK将棋サイト |
現NHK杯選手権者 | 稲葉陽八段 |
名誉NHK杯選手権者 | 羽生善治 |
■ 名誉NHK杯選手権者
通算10回優勝すると名誉NHK杯選手権者(名誉NHK杯)の称号が贈られます(タイトル戦の永世称号や名誉称号に類似するが、「原則引退後に名乗る」ものではなく、そのまま名乗ることができます)。第68回(2018年度)までにこの称号を得たのは羽生善治のみです。ただし羽生が第68回途中で竜王を失冠し無冠となった際は、以降の放送分では「名誉NHK杯」ではなく他棋戦と同様段位(九段)で呼称されました。名誉NHK杯の棋士は本戦の永久シード権を有し、現役を引退するまで予選参加が免除されます。
対局日 | 対局相手 | 勝敗 | コメント | ||
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本戦 | 2回戦 | 2021年10月31日 | 深浦康市九段 | ● | 95手で負け |
3回戦 | |||||
準々決勝 | |||||
準決勝 | |||||
決勝 |
15.将棋日本シリーズ(第42回)★準優勝
日本将棋連盟と開催地新聞社が共催、日本たばこ産業(JT)特別協賛の将棋の大会であり棋戦。1980年創設。毎年6月から11月にかけて、全11局が全国各地の都市において公開対局で1局ずつ行われます。双方の持ち時間が少ない早指しの棋戦です。2011年度までの大会名はJT将棋日本シリーズ。伝統的に準決勝は大阪と名古屋、決勝は東京で開催されます。棋戦名 | 将棋日本シリーズ |
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主催 | 日本将棋連盟 開催地新聞社 |
協賛 | 日本たばこ産業(JT) |
優勝賞金 | 2015年現在は優勝賞金500万円 準優勝賞金150万円 |
持ち時間 | 10分 + 1分 × 5回(考慮時間) |
公式サイト | 将棋日本シリーズ/JTウェブサイト |
現JT杯 | 豊島将之九段 |
■ 参加資格
以下の順に従って選抜された12人の棋士がトーナメントで対局します。
・前回優勝者
・タイトル保持者
・獲得賞金ランキング上位者
■ こども大会
2001年度から創設された大会で、大会は未就学児を含む小学校3年生までの低学年の部と小学校4年生~6年生対象の高学年の部の2つに分かれている。まずブロック対局を行い、ブロックを勝ち抜いた選手によるトーナメントによって、各部門2名の代表を決定する。ブロック対局で敗れた選手も予選終了後に自由対局(練習試合)を指すことができ、参加者のレベルに応じた対局、あるいはプロや奨励会員との指導対局など、将棋を思う存分楽しみ、また成長できる環境が提供されている。トーナメントを勝ち上がった各部門2名ずつが、プロ公式戦の前座試合として、プロと同じ対局会場・盤駒を使い、それぞれのクラスの優勝をかけて対局する。プロ同様に棋譜読み上げや記録係、大盤解説が付き、また和服(男子は紋付はかま、女子は振袖着物)が貸し出されるなど、プロの雰囲気をそのまま体験できるようになっている。
対局日 | 対局相手 | 勝敗 | コメント | ||
---|---|---|---|---|---|
本戦T | 2回戦 | 2021年9月25日 | 千田翔太七段 | ○ | 113手で勝ち |
準決勝 | 2021年11月3日 | 永瀬拓矢王座 | ○ | 99手で勝ち | |
決勝 | 2021年11月21日 | 豊島将之九段 | ● | 95手で負け |