2019年5月19日から5月26日までスディルマンカップが中国で開催されました。国別対抗戦であるスディルマン杯での日本の過去の成績は、4年前の準優勝が最高。前回大会は、準決勝で強豪・中国をあと一歩というところまで追い詰めましたが、銅メダルに終わっています。ライバルとなるその中国は第2シードのため、仮に日本と中国が1位通過で決勝トーナメントに進んだ場合、激突するのは決勝戦となります。これまで日本はスディルマン杯を制したことはないため、悲願の優勝に向けて大会に臨みます。日本が出場する試合を中心に対戦予定・試合結果・スコアをお伝えします。
■ 最終結果・優勝国
・優勝:中国
・準優勝:日本
・3位:タイ、インドネシア
■ 5月26日(日)
・決勝戦で日本は中国に0勝3敗で敗れ、準優勝でした。
■ 5月25日(土)
・準決勝でインドネシアと対戦し、3勝1敗(女子シングルス、男子シングルス、女子ダブルス)となり、決勝に進出しました。決勝では中国と対戦します。
■ 5月24日(金)
・準々決勝で日本はマレーシアと対戦し、3勝(男子ダブルス、女子シングルス、男子シングルス)を上げ、準決勝に進出しました。準決勝ではインドネシアと対戦します。
■ 5月22日(水)
・日本はタイと予選リーグ1位通過を賭けて対戦。4勝1敗でタイに勝利し、予選リーグ1位通過が決定しました。決勝トーナメントの初戦はマレーシアと対戦します。
■ 5月20日(月)
・日本はロシアと対戦し、3-2で勝ちました。(女子シングルス、女子ダブルス、ミックスダブルスで勝利)予選リーグ突破に向け、1歩前進しました。次は5月22日にタイと対戦します。
1.大会概要
大会名 | スディルマン杯 |
---|---|
開催場所 | 中国/南寧市 |
開催期間 | 2019年5月19日(日)~5月26日(日) |
日本との時差 | 日本の方が中国/南寧市より1時間進んでいます。 |
その他 | 2年に1回開催されます。 |
・出場選手
■ 男子シングルス
桃田賢斗
西本拳太
■ 女子シングルス
山口茜
奥原希望
■ 男子ダブルス
園田啓悟・嘉村健士 (トナミ運輸)
遠藤大由・渡辺勇大 (日本ユニシス)
保木卓朗・小林優吾 (トナミ運輸)
■ 女子ダブルス
福島由紀・廣田彩花 (アメリカンベイプ岐阜)
髙橋礼華・松友美佐紀 (日本ユニシス)
永原和可那・松本麻佑 (北都銀行)
■ 混合ダブルス
渡辺勇大・東野有紗 (日本ユニシス)
保木卓朗・永原和可那
・スディルマン杯のルール
スディルマン杯のルールを簡単にまとめました。① 男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの5試合を行い、3勝したチームの勝利。
② 予選リーグ戦は勝敗に関わらず5試合全て行う。
③ 決勝トーナメントはどちらかのチームが3戦先勝した時点で終了。
④ 予選リーグ戦でA~Dグループそれぞれ1位・2位のチームが決勝トーナメントに進出。
・試合日程
日程 | 試合 | 対戦相手 |
---|---|---|
5月20日(月) 12:00~ | 予選・1試合目 | 日本 vs ロシア |
5月22日(水) 19:00~ | 予選・2試合目 | 日本 vs タイ |
5月23日(木) 19:00~ | 決勝T・準々決勝 | 韓国 vs タイ 中国 vs デンマーク |
5月24日(金) 11:00~ | 決勝T・準々決勝 | 日本 vs マレーシア 台湾 vs インドネシア |
5月25日(土) 11:00~、19:00~ | 決勝T・準決勝 | 日本 vs インドネシア 中国 vs タイ |
5月26日(日) 14:00~ | 決勝T・決勝 | 日本 vs 中国 |
※表示している時間は日本時間。
・テレビ放送予定
J SPORTS5月28日(火):11:30~17:30
6月21日(金):6:30~12:30
BSテレビ朝日
5月25日(土):準決勝 12:00~15:00、19:00~22:00
5月26日(日):決勝 14:00~17:00
CSテレビ朝日
5月19日(日)~5月24日(金):12:00~17:00、19:00~0:00
2.予選リーグ
予選リーグの組み合わせはこちらです。日本はグループAに入りました。・グループA ⇒1位:日本
順位 | 勝 | 負 | マッチ数 | ゲーム数 | ポイント | |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 日本 | 2 | 0 | 7-3 | 15-6 | 419-319 |
2位 | タイ | 1 | 1 | 4-6 | 9-13 | 368-403 |
3位 | ロシア | 0 | 2 | 4-6 | 8-13 | 332-397 |
選手 | スコア | 選手 | ||
---|---|---|---|---|
保木卓朗 永原和可那 |
2 | 21-10 21-15 |
0 | Rodion Alimov lina Davletova |
<ミックスダブルス> | ||||
西本拳太 | 0 | 18-21 17-21 |
2 | Vladimir Malkov |
<男子シングルス> | ||||
遠藤大由 渡辺勇大 |
0 | 19-21 16-21 |
2 | Vladimir Ivanov Ivan Sozonov |
<男子ダブルス> | ||||
奥原希望 | 2 | 21-6 21-16 |
0 | Natalia Perminova |
<女子シングルス> | ||||
福島由紀 廣田彩花 |
2 | 21-5 21-16 |
0 | Ekaterina Bolotova Alina Davletova |
<女子ダブルス> |
選手 | スコア | 選手 | ||
---|---|---|---|---|
園田啓悟 嘉村健士 |
2 | 21-13 21-14 |
0 | Kittinupong Kedren Nipitphon Phuangphuapet |
<男子ダブルス> | ||||
山口茜 | 1 | 21-9 14-21 20-22 |
2 | Pornpawee Chochuwong |
<女子シングルス> | ||||
桃田賢斗 | 2 | 21-19 21-10 |
0 | Sitthikom Thammasin |
<男子シングルス> | ||||
髙橋礼華 松友美佐紀 |
2 | 21-17 21-17 |
0 | Jongkolphan Kititharakul Rawinda Prajongjai |
<女子ダブルス> | ||||
渡辺勇大 東野有紗 |
2 | 21-11 21-14 |
0 | Dechapol Puavaranukroh Savitree Amitrapai |
<ミックスダブルス> |
・グループB ⇒1位:インドネシア
順位 | 国 | 勝 | 負 | マッチ数 | ゲーム数 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | インドネシア | 1 | 1 | 6-4 | 12-8 | 373-338 |
2位 | デンマーク | 1 | 1 | 5-5 | 13-12 | 467-440 |
3位 | イングランド | 1 | 1 | 4-6 | 10-15 | 417-479 |
・グループC ⇒1位:韓国
順位 | 国 | 勝 | 負 | マッチ数 | ゲーム数 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 韓国 | 2 | 0 | 7-3 | 15-7 | 422-349 |
2位 | 台湾 | 1 | 1 | 5-5 | 12-11 | 415-407 |
3位 | 香港 | 0 | 2 | 3-7 | 7-16 | 364-445 |
・グループD ⇒1位:中国
順位 | 国 | 勝 | 負 | マッチ数 | ゲーム数 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 中国 | 2 | 0 | 10-0 | 20-3 | 481-354 |
2位 | マレーシア | 1 | 1 | 3-7 | 9-14 | 399-452 |
3位 | インド | 0 | 2 | 2-8 | 5-17 | 362-436 |
3.決勝トーナメント・準々決勝
準々決勝で日本はマレーシアと対戦し、3勝(男子ダブルス、女子シングルス、男子シングルス)を上げ、準決勝に進出しました。国 | 勝敗 | 国 |
---|---|---|
日本 | 3-0 | マレーシア |
インドネシア | 3-2 | 台湾 |
中国 | 3-1 | デンマーク |
タイ | 3-1 | 韓国 |
選手 | スコア | 選手 | ||
---|---|---|---|---|
園田啓悟 嘉村健士 |
2 | 13-21 26-24 23-21 |
1 | Ong Yew Sin Teo Ee Yi |
<男子ダブルス> | ||||
奥原希望 | 2 | 21-16 21-13 |
0 | Soniia Cheah |
<女子シングルス> | ||||
桃田賢斗 | 2 | 21-18 21-16 |
0 | Lee Zii Jia |
<男子シングルス> |
4.決勝トーナメント・準決勝
準決勝で日本はインドネシアに3-1で勝利。国 | 勝敗 | 国 |
---|---|---|
中国 | 3-0 | タイ |
日本 | 3-1 | インドネシア |
選手 | スコア | 選手 | ||
---|---|---|---|---|
園田啓悟 嘉村健士 |
0 | 14-21 18-21 |
2 | Marcus Fernaldi Gideon Kevin Sanjaya Sukamuljo |
<男子ダブルス> | ||||
山口茜 | 2 | 21-13 21-13 |
0 | Gregoria Mariska Tunjung |
<女子シングルス> | ||||
桃田賢斗 | 2 | 21-17 21-19 |
0 | Anthony Sinisuka Ginting |
<男子シングルス> | ||||
永原和可那 松本麻佑 |
2 | 21-15 21-17 |
0 | Greysia Polii Apriyani Rahayu |
<女子ダブルス> |
5.決勝トーナメント・決勝
決勝戦で日本は中国と対戦。0勝3敗で敗れ、準優勝でした。国 | 勝敗 | 国 |
---|---|---|
中国 | 3-0 | 日本 |
選手 | スコア | 選手 | ||
---|---|---|---|---|
遠藤大由 渡辺勇大 |
0 | 18-21 10-21 |
2 | Li Junhui Liu Yuchen |
<男子ダブルス> | ||||
山口茜 | 1 | 21-17 16-21 17-21 |
2 | Chen Yufei |
<女子シングルス> | ||||
桃田賢斗 | 1 | 21-15 5-21 11-21 |
2 | Anthony Sinisuka Ginting |
<男子シングルス> |
6.世界ランキング
世界 ランク |
選手 | 国 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 桃田賢斗 | 日本 | 108,800 |
2 | SHI Yuqi | 中国 | 88,232 |
3 | Viktor AXELSEN | デンマーク | 79,264 |
4 | CHOU Tien Chen | 台湾 | 77,464 |
5 | CHEN Long | 中国 | 75,128 |
6 | SON Wan Ho | 韓国 | 71,562 |
7 | Anthony Sinisuka GINTING | インドネシア | 63,780 |
8 | Jonatan CHRISTIE | インドネシア | 63,182 |
9 | KIDAMBI Srikanth | インド | 63,140 |
10 | 西本拳太 | 日本 | 58,127 |
7.日本選手が出場するバドミントンの国際大会
日本選手が出場するバドミントンの国際大会の日程などをお伝えします。日程 | 大会名 | グレード |
---|---|---|
2019年03月06日~03月10日 | 全英オープン | SUPER1000 |
2019年03月12日~03月17日 | スイスオープン | SUPER300 |
2019年03月19日~03月24日 | アジア混合団体選手権 | 団体 |
2019年04月02日~04月07日 | マレーシアオープン | SUPER750 |
2019年04月09日~04月14日 | シンガポールオープン | SUPER750 |
2019年04月23日~04月28日 | アジア選手権 | アジア |
2019年04月30日~05月05日 | ニュージーランドオープン | SUPER300 |
2019年05月19日~05月26日 | スディルマン杯 | 国別対抗戦 |
2019年06月01日~06月10日 | オーストラリアオープン | SUPER300 |
2019年07月08日~07月16日 | USオープン | SUPER300 |
2019年07月13日~07月21日 | インドネシアオープン | SUPER1000 |
2019年07月29日~08月05日 | タイオープン | SUPER500 |