2019年7月1日から7月14日までウィンブルドンがイギリス/ロンドンで開催され、世界ランク7位の錦織圭選手が出場。6月27日にウィンブルドンのシード順が発表され、錦織圭選手は第8シードに。第7シードとならない理由は、他のグランドスラムなども含め、通常は世界ランキングがそのままシードの順位になりますがが、ウィンブルドンは唯一、ランキングポイントにグラスコート大会の成績を加味してシード順を決めるという独自の方法を採用しているためです。
ちなみに昨年のウィンブルドンでは錦織選手はベスト8でした。錦織選手がより多く勝ち進めることを期待しながら、ウィンブルドンの日程、結果、予定時間、テレビ放送予定、ドローをお伝えします。
■ 7月10日(水)
ウィンブルドンでは、5年連続でベスト8に進出している錦織選手が準々決勝で世界3位のフェデラー選手と対戦。第1セットは6-4で奪いましたが、その後フェデラー選手のペースで試合が進み、セットカウント1-3で逆転負けしてしまいました。
上位シードが順当に勝ち上がった時の錦織圭選手の対戦相手は次のとおりです。
日時 | 試合 | 対戦相手 | 世界 ランク |
結果 |
---|---|---|---|---|
7月02日(火) 19:00~ | 1回戦 | T.モンテイロ | 115位 | ○3-0 勝利 |
7月04日(木) 21:00~ | 2回戦 | C.ノーリー | 55位 | ○3-0 勝利 |
7月06日(土) 19:00~ | 3回戦 | S.ジョンソン | 71位 | ○3-0 勝利 |
7月08日(月) | 4回戦 | M.ククシュキン | 58位 | ○3-1 勝利 |
7月10日(水) | 準々決勝 | R.フェデラー | 3位 | ●1-3 敗退 |
7月12日(金) | 準決勝 | R.ナダル(予想) | 2位 | - |
7月14日(日) | 決勝 | N.ジョコビッチ(予想) | 1位 | - |
1.ウィンブルドンの概要
ウィンブルドンの大会概要、テレビ放送予定、賞金と獲得ポイントをまとめました。・大会概要
大会名 | ウィンブルドン |
---|---|
期間 | 2019年7月1日(月)~7月14日(日) |
場所 | イギリス/ロンドン |
コート | 芝 |
グレード | グランドスラム |
ドロー数 | 128 |
賞金総額 | £38,000,000 |
前回大会(2018年) 優勝者 |
ノバク・ジョコビッチ |
時差 | 日本の方がイギリスより8時間進んでいます。 |
・テレビ放送予定
■ NHK 総合・7月01日 23:50~ 1回戦
・7月02日 23:50~ 1回戦
・7月03日 23:50~ 2回戦
・7月04日 23:50~ 2回戦
・7月05日 23:50~ 3回戦
・7月06日 24:05~ 3回戦
・7月08日 23:50~ 4回戦
・7月09日 23:50~ 女子・準々決勝
・7月10日 23:50~ 男子・準々決勝
・7月11日 23:50~ 女子・準決勝
・7月12日 23:50~ 男子・準決勝
・7月13日 22:00~ 女子・決勝
・7月14日 22:00~ 男子・決勝
■ WOWOW
錦織圭の試合を生中継します!
・7/1(月)~7/14(日) ※大会1日目無料配信
・賞金と獲得ポイント
賞金 | ポイント | |
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優勝 | 2,000 | £2,350,000 |
準優勝 | 1,200 | £1,175,000 |
ベスト4 | 720 | £588,000 |
ベスト8 | 360 | £294,000 |
4回戦 | 180 | £176,000 |
3回戦 | 90 | £111,000 |
2回戦 | 45 | £72,000 |
1回戦 | 10 | £45,000 |
2.シード選手の世界ランキング・大会成績
トップシード選手および錦織選手の対戦相手の世界ランキング(7月1日時点)はこちらです。シード | 選手 | 国 | 世界 ランク |
ポイント | 昨年結果 | 今回結果 |
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1 | N.ジョコビッチ | セルビア | 1位 | 12,415 | 優勝 | ○決勝進出 |
2 | R.フェデラー | スイス | 3位 | 6,620 | ベスト8 | ○決勝進出 |
3 | R.ナダル | スペイン | 2位 | 7,945 | ベスト4 | ●ベスト4 |
4 | K.アンダーソン | 南アフリカ | 8位 | 3,610 | 準決勝 | ●3回戦敗退 |
5 | D.ティエム | オーストリア | 4位 | 4,595 | 1回戦敗退 | ●1回戦敗退 |
6 | A.ズベレフ | ドイツ | 5位 | 4,405 | 3回戦敗退 | ●1回戦敗退 |
7 | S.チチパス | ギリシャ | 6位 | 4,215 | 4回戦敗退 | ●1回戦敗退 |
8 | 錦織圭 | 日本 | 7位 | 4,040 | ベスト8 | ●ベスト8 |
9 | J.イスナー | アメリカ | 12位 | 2,715 | ベスト4 | ●2回戦敗退 |
10 | K.カチャノフ | ロシア | 9位 | 2,980 | 4回戦敗退 | ●3回戦敗退 |
11 | D.メドベージェフ | ロシア | 13位 | 2,625 | 3回戦敗退 | ●3回戦敗退 |
12 | F.フォニーニ | イタリア | 10位 | 2,785 | 3回戦敗退 | ●3回戦敗退 |
13 | M.チリッチ | クロアチア | 18位 | 1,940 | 2回戦敗退 | ●2回戦敗退 |
14 | B.コリッチ | クロアチア | 14位 | 2,205 | 1回戦敗退 | ●欠場 |
15 | M.ラオニッチ | カナダ | 17位 | 1,945 | ベスト8 | ●4回戦敗退 |
16 | G.モンフィス | フランス | 15位 | 2,055 | 4回戦敗退 | ●1回戦敗退 |
3.エキシビジョンマッチで勝利!(6月26日)
テニスのエキシビションマッチ「アスポール・テニス・クラシック」(イギリス/ロンドン、芝)が行われ、錦織圭選手は世界ランク28位のL・プイユ選手(フランス)に7-5、7-6のストレートで勝利しました。選手 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織圭 | 7 | 7(7) | – | 2 |
L・プイユ | 5 | 6(4) | – | 0 |
4.【1回戦】錦織圭 vs T.モンテイロ
錦織圭選手の初戦の相手は世界ランク115位のチアゴ・モンテイロ選手(ブラジル)。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | 6 | 7(7) | 6 | – | – | 3 |
T.モンテイロ | 4 | 6(3) | 4 | – | – | 0 |
[第1セット] 6-4で奪う
立ち上がりは互いにサービスキープし、2-2で迎えた第5ゲーム。錦織選手はドロップショットと2本のリターンエースでブレークのチャンスを握ります。最後はモンテイロ選手のバックショットがアウトとなり、錦織選手がブレークに成功。その後は互いにサービスゲームをキープし、リードを守りきった錦織選手が6-4で第1セットを先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | B | K | K | K | 6 | ||||
T.モンテイロ | K | K | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 7-6で奪う
第5ゲームで、モンテイロ選手の6度のアンフォースドエラーから錦織選手がチャンスを掴みブレークに成功。その後は互いにサービスをしっかりとキープし、錦織選手のサービング・フォー・ザ・セットで迎えた第10ゲーム。22本に及んだラリーを制して第1ポイントを獲得したモンテイロ選手が勢いに乗り、この試合で初めてブレークに成功。そのまま第2セットはタイブレークへ突入。1-3と一時はリードを許した錦織選手だったが、ここから怒涛の6連続ポイント。7-3でタイブレークを制し、第2セットも連取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | B | K | K | K | T | 7(7) | ||||||
T.モンテイロ | K | K | K | K | B | K | 6(3) |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-4で奪い、勝利!
第3セットは互いに安定したサービスゲームを展開し、お互いにキープが続きます。ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲーム。先にポイントを挙げたのは錦織選手。最後はモンテイロ選手のフォアがアウトとなり、錦織選手が第3セットも獲得。3-0のストレートで勝利を決めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | K | K | K | B | 6 | ||||
T.モンテイロ | K | K | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
5.【2回戦】錦織圭 vs C.ノーリー
錦織圭選手の2回戦の相手は世界ランク55位のキャメロン・ノーリー選手(イギリス)。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | 6 | 6 | 6 | – | – | 3 |
C.ノーリー | 4 | 4 | 0 | – | – | 0 |
[第1セット] 6-4で奪う
立ち上がりから安定したサービスゲームを展開してた錦織選手でしたが、第6ゲームでショットのミスが連発し15-40とブレークポイントを握られる。このピンチを守りきれずノーリー選手にブレークを許します。直後の第7ゲーム、錦織選手はノーリー選手の2つのダブルフォルトからブレークバックに成功。流れを掴んだ錦織選手は第9ゲームを接戦の末にものにしてブレークすると、第10ゲームを難なくキープ。錦織選手が2-4のビハインドから怒涛の4ゲーム連取で第1セットを先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | B | K | B | K | 6 | ||||
T.モンテイロ | K | K | K | B | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 6-4で奪う
第1セットからの勢いそのままに、錦織選手が第1ゲームをラブゲームでブレーク。しかし錦織選手は直後の第2ゲームで自身のダブルフォルトからピンチを招き、そのままブレークバックを許してしまう。しかし第3ゲームで錦織はデュースから再びブレークのチャンスを得ると、それをしっかりと決めて再度ブレークを奪う。サービング・フォー・ザ・セットで迎えた第10ゲームもキープした錦織選手が6-4で第2セットも連取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | B | B | K | K | K | K | 6 | ||||
T.モンテイロ | B | K | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-0で奪い、勝利!
第1ゲームからノーリー選手のミスを見逃さない錦織選手がブレークに成功。第3ゲームの直前に一時試合が中断するアクシデントがありましたが、錦織選手はペースを乱されずにこのゲームもブレーク。第4ゲームをラブゲームでキープすると、続く第5ゲームでこのセット3度目のブレーク。第6ゲームをしっかりとキープした錦織選手が6-0で第3セットも獲得。セットカウント3-0のストレートで勝利を決めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | B | K | B | K | B | K | 6 |
T.モンテイロ | 0 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
6.【3回戦】錦織圭 vs S.ジョンソン
錦織圭選手の3回戦の相手は世界ランク71位のスティーブ・ジョンソン選手(アメリカ)。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | 6 | 6 | 6 | – | – | 3 |
S.ジョンソン | 4 | 3 | 2 | – | – | 0 |
[第1セット] 6-4で奪う
第2ゲームは錦織選手がサービスのコントロールに苦戦。ダブルフォルトもあってジョンソン選手にブレークを許します。錦織選手は第4ゲームでサービスを修正してキープすると、第5ゲームでデュースからブレークのチャンスを掴み、これをしっかりと決めてブレークバック。第7ゲームでもこのセット2度目のブレークに成功。その後は互いにサービスキープし、錦織選手が第1セットを6-4で獲得しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | B | K | B | K | K | 6 | ||||
S.ジョンソン | K | B | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 6-3で奪う
第2ゲームをラブゲームでキープした錦織選手は第3ゲームで猛攻を見せて15-40とブレークのチャンス。ジョンソン選手のダブルフォルトで錦織選手がブレークに成功。その後は第8ゲームまで互いのサービスキープが続き、錦織選手の5-3で迎えた第9ゲーム。15-40とセットポイントを掴んだ錦織選手は、最後もジョンソン選手のサービスを読み切って鮮やかなリターンエース。6-3で第2セットを連取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | B | K | K | K | B | 6 | |||
S.ジョンソン | K | K | K | 3 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-2で奪い、勝利!
第2ゲームをブレークし、錦織選手が早々にリードを奪います。錦織選手の5-2で迎えた第8ゲーム。強烈なリターンエースを2本決めてマッチポイントを握った錦織選手。最後はジョンソン選手のショットがネットにかかって試合終了。第3セットも獲得した錦織選手がストレート勝ちで勝利を収めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | B | K | K | K | B | 6 | ||
S.ジョンソン | K | K | 2 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
7.【4回戦】錦織圭 vs M.ククシュキン
錦織圭選手の4回戦の相手は世界ランク58位のミハイル・ククシュキン選手(カザフスタン)。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | 6 | 3 | 6 | 6 | – | 3 |
M.ククシュキン | 3 | 6 | 3 | 4 | – | 1 |
[第1セット] 6-3で奪う
互いにサービスをキープして迎えた第4ゲーム。デュースに持ち込んだ錦織選手はブレークポイントを1本は凌がれるも、2本目をしっかりと決めてブレークに成功。錦織選手が6-3で第1セットを先取しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | B | K | K | K | 6 | |||
M.ククシュキン | K | K | K | 3 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 3-6で失う
第2セットはサービスをキープする展開が続き、第8ゲームで錦織選手は0-40とブレークのピンチを迎えます。サービスエースを決めて1ポイントを返すも、ククシュキン選手にブレークを許してしまいます。あとのない錦織選手は直後の第9ゲームで2度のブレークポイントを得るも決めきれず、3-6で第2セットを落としました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | K | 3 | ||||||
M.ククシュキン | K | K | K | K | B | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 6-3で奪う
お互いにキープを続けあった後の第8ゲーム、15-40とリードした錦織選手は、このチャンスをものにしてブレークに成功。続く第9ゲームもデュースの末にキープした錦織選手が第3セットを6-3で獲得しました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | K | K | B | K | 6 | |||
M.ククシュキン | K | K | K | 3 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第4セット] 6-4で奪い、勝利!
第4セットは立ち上がりからブレークの応酬となりました。第1ゲームで錦織選手がブレークすると、第2ゲームではククシュキン選手が即座にブレークバック。続く第3ゲームを錦織選手がラブゲームでブレークすると、第4ゲームで再びククシュキ選手ンがブレークバック。第5ゲームではコートを広く使って立ち回る錦織選手がまたもブレークに成功。ここから展開がガラリと変わり、錦織選手が第6ゲームをラブゲームキープすると、続く第7ゲームをククシュキン選手がラブゲームキープ。第8、9ゲームも互いにサービスキープし、錦織選手のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた第10ゲームも錦織選手がキープ。第4セットを獲得した錦織選手がセットカウント3-1で勝利を決めました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | B | B | B | K | K | K | 6 | ||||
M.ククシュキン | B | B | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
8.【準々決勝】錦織圭 vs R.フェデラー
錦織圭選手の準々決勝の相手は世界ランク3位のロジャー・フェデラー選手(スイス)。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | 6 | 1 | 4 | 4 | – | 3 |
R.フェデラー[2] | 4 | 6 | 6 | 6 | – | 1 |
[第1セット] 6-4で奪う
フェデラー選手のサービスで始まった第1ゲーム。錦織選手はリターンから積極的に攻めていき、幸先よくブレークに成功。自身のサービスゲームをすべてキープし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム。好機でのボレーをしっかりと決めるなど、最後まで高い集中力を見せた錦織選手が危なげなくキープ。強敵フェデラー相手に、ゲームカウント6-4で第1セットを奪いました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | B | K | K | K | K | K | 6 | ||||
R.フェデラー[2] | K | K | K | K | 4 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第2セット] 1-6で失う
第2ゲームは錦織選手のサービスで、強烈なリターンに押し込まれるなど主導権を握れず、フェデラー選手にラブゲームでブレークを許してしまいます。その後も本来のショットの精度が戻ったフェデラー選手にコートを広く使われ、錦織選手が走らされる場面が増えました。第3、第5ゲームをフェデラー選手にラブゲームキープされるなど、最後までいいところがなかった錦織選手。わずか22分でフェデラー選手に第2セットを奪われました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | 1 | ||||||
R.フェデラー[2] | K | B | K | K | B | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第3セット] 4-6で失う
錦織選手は第1ゲームでいきなりフェデラー選手にブレークポイントを握られますが、サービスエースでしのいでここをキープ。その後も自身のサービスゲームで度々ブレークのピンチを迎えるも、要所でサービスエースを決めて持ちこたえます。しかし第7ゲーム、15-40とフェデラー選手にリードを許す苦しい展開。錦織選手は19本のラリーを制するなどして巻き返し、デュースに持ち込みますが、4回目のブレークポイントでフェデラー選手にブレークを許してしまいます。以降はフェデラー選手を崩せず、ゲームカウント4-6で錦織選手は第3セットを落としました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | K | K | 4 | ||||||
R.フェデラー[2] | K | K | K | B | K | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
[第4セット] 4-6で失い、敗退
錦織選手は第5ゲームまで、自身のサービスゲームで毎回ブレークポイントを与える苦しい展開。持ち味の粘りでキープこそするものの、短時間でサービスキープするフェデラーから主導権を奪うまでには至らない。錦織選手は第9ゲームでついにブレークを許し、フェデラーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム。勝利に向け一層集中力を高めたフェデラー選手は、40-0とリードを奪うと最後はサービスエースで締めて勝利。錦織選手はベスト8で敗退となりました。選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | GAME |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭[8] | K | K | K | K | 4 | ||||||
R.フェデラー[2] | K | K | K | K | B | K | 6 |
※K … キープ、B … ブレーク、T … タイブレーク
9.出場大会・世界ランキング(レース)の内訳
錦織圭選手が出場するテニス大会の日程・大会名・試合結果・獲得ポイントをまとめました。ATPファイナルに出場するための世界ランキング(レース)を内訳を含め、お伝えします。日程 | 大会名 | コート | 試合結果 | ATP ポイント |
---|---|---|---|---|
12/31~01/06 | ブリスベン国際 | ハード | 優勝 | 250 |
01/14~01/27 | 全豪オープン | ハード | ベスト8 | 360 |
02/11~02/17 | ABNアムロ世界テニストーナメント | ハード | ベスト4 | 180 |
02/25~03/02 | ドバイDuty Freeテニス選手権 | ハード | 2回戦敗退 | 45 |
03/06~03/17 | BNPパリバ・オープン | ハード | 3回戦敗退 | 45 |
03/20~03/31 | マイアミ・オープン | ハード | 2回戦敗退 | 10 |
04/14~04/21 | モンテカルロ・マスターズ | クレイ | 2回戦敗退 | 10 |
04/22~04/28 | バルセロナ・オープン | クレイ | ベスト4 | 180 |
05/05~05/12 | ムチュア・マドリード・オープン | クレイ | 3回戦敗退 | 90 |
05/12~05/19 | BNLイタリア国際 | クレイ | ベスト8 | 180 |
05/26~06/09 | 全仏オープン | クレイ | ベスト8 | 360 |
06/17~06/23 | ノベンティ・オープン | 芝 | 欠場 | 0 |
07/01~07/14 | ウィンブルドン | 芝 | ベスト8 | 360 |
07/29~08/04 | シティ・オープン | ハード | ||
08/05~08/11 | ロジャーズ・カップ | ハード | ||
08/11~08/18 | ウェスタン&サザン | ハード | ||
08/26~09/08 | 全米オープン | ハード | ||
10/07~10/13 | 上海ロレックス・マスターズ | ハード | ||
10/28~11/03 | ロレックスパリ・マスターズ | ハード | ||
11/10~11/17 | ATPファイナルズ | ハード | ||
世界ランキング(レース) | 2,070 |
※ 錦織圭選手の世界ランキング(レース)は7/8時点で7位。ATPファイナルズに出場するために8位以内が目標。